- 2025年度 グループ売上 307億円 2024年度の267億円から15.0%増
- グループ従業員 1,726名 2026年4月1日時点。 うち国内745名
- 連続黒字 32期 採用サイトが掲げる実績
国内外の拠点構成2026年4月1日時点 · 数字で見るカンケンテクノ
- 国内31拠点
- 海外26拠点
この会社の要点
01立ち位置
何の会社として比べるか
カンケンテクノは、半導体工場の成膜・エッチング工程から出る排ガスを処理する除害装置を作ります。 2025年度のグループ売上は307億円で、除害装置の累計出荷は24,000台です。
グループ売上と拠点
グループ売上高
拠点数
半導体向け排ガス除害装置
電気ヒータ式のKT1000シリーズ、大気圧プラズマ式のKPLシリーズ、吸着型乾式のKDシリーズ、湿式のKWシリーズがあります。 KT1000MFH-SQは省エネと省スペースを進めた最新モデルで、削減幅は給排水量で従来比30~50%、フットプリントで従来比20%です。 KPL-WTRはCF4を含むPFCを99%以上除害できます。
- KT1000MFH-SQ
- KT1000EPS
- KT1000MOC
- KPL-WTR
脱臭・VOC処理装置
半導体、化学、塗装、印刷などの工場から出るVOCや悪臭を処理します。 熱酸化分解装置、濃縮装置、湿式スクラバを組み合わせ、小風量から大風量まで現場に合わせた装置をそろえます。
- 触媒式脱臭装置
- 濃縮式脱臭装置
- 蓄熱式脱臭装置
- 溶剤回収装置
希ガス回収・精製装置
KR-NPfはエキシマレーザーで使った希ガスを回収・精製する装置です。 ガスリサイクル率は90%以上で、エキシマレーザー装置を5台程度つなげます。 ArFとKrFの両方に対応します。
- KR-NPf
02収益
どこで、どれくらい儲けているか
グループ売上は2024年度の267億円から2025年度は307億円へ15.0%増えました。 採用サイトは32期連続の黒字を掲げています。
グループ売上高の推移
前年度比15.0%増です。
03強みとリスク
強みと、リスク・検討点
強みは、CVD、エッチング、エピタキシャル、MO-CVDと工程ごとに専用機を持つことと、燃料を使わない電気式の熱分解です。 加工から組立までを自社工場で行い、納品後の保守まで担います。
強み
- 工程ごとに専用の除害装置を持つ
KT1000シリーズはPE-CVDやLP-CVD、KT1000EPSはSiCを含むエピタキシャル工程、KT1000MOCはMO-CVD装置、KPL-C13-Wはドライエッチング工程に向けた機種です。 密閉処理が必要なAsH3は吸着型乾式のKDシリーズで処理します。
排ガス除害装置事業 - 燃料を使わない電気式の熱分解
会社の排ガス除害装置は、化石燃料を使わずに電気ヒータやプラズマで排ガスを加熱分解します。 会社は、CO₂を排出しない点をこの方式の特長としています。
CSR Report 2025 - 加工から組立までを自社工場で行う
完全受注生産で、営業が顧客の要望を聞き、研究・開発と設計が装置仕様を決めます。 素材の加工から部品製作、装置の組立までの基本工程は自社工場で完結し、納品後のメンテナンスもサービス部門が担います。
業務の流れ・職種紹介 - 累計出荷と世界シェアの実績
排ガス除害装置の累計出荷は創業以来24,000台です。 会社は除害装置の世界シェアを約20%としています。
CSR Report 2025
リスク・検討点
- 排出量の大部分が製品の使用時に出る
2024年度のサプライチェーン排出量のうち、下流のScope3が92.74%を占めます。 その大部分は販売した製品の使用によるものです。
CSR Report 2025 - 品質と納期を重点課題に挙げている
会社は品質向上の目標として、市場不具合率の低減、納期遅延対策の徹底、顧客満足度の向上を挙げています。 市場の品質情報はサービス部門が不具合報告書で上げ、定例のレビュー会で扱う仕組みです。
CSR Report 2025
04待遇
給与、初任給、休日、手当
新卒の月給は博士280,000円、修士260,000円、学部240,000円からです。 年間休日は122日で、2025年度の平均有給休暇取得日数は13.2日、月平均所定外労働時間は15時間です。
新卒初任給(月給)
- 昇給と賞与
- 昇給は年1回、賞与は年2回です。 職種別の勤務地は 新卒採用 募集要項 に載っています。
- 勤務時間と休日
- 勤務時間は8:30~17:20で、休憩は50分です。 年間休日は122日で、有給休暇は入社時に10日付与されます。
- 年齢・勤続・育休
- 2026年4月1日時点の平均年齢は41.8歳、平均勤続年数は7.6年です。 産休・育休の取得率は100%で、対象者は17名でした。
- 研修と生活支援
- 新卒は2か月間のビジネス基礎研修、製品研修、工場での実地研修を受け、配属先でOJTに進みます。 奨学金を返済する人には最長10年間(35歳迄)、月1万円を上限に手当が出ます。 遠方から転居して入社する35歳未満の独身者には、家賃補助として月額15,000~50,000円が出ます。 企業文化・研修・福利厚生 に制度の一覧があります。
05勤務地と職種
どこで、どんな仕事をするか
研究・設計・製造技術・品質の勤務地は京都府長岡京市の本社・本社工場です。 国内の生産工場は富山、大阪、熊本にもあり、サービスエンジニアは全国の出張所から顧客工場に向かいます。
主な勤務地・拠点
- 京都・本社地域
- 本社・本社工場、R&Dセンター、プラント事業所、物流センター、向日工場研究、設計、製造技術、品質、管理の勤務地
- 国内の生産工場
- 魚津工場(富山)、大東工場(大阪)、熊本工場(熊本県玉名市)熊本工場は2023年に竣工
- 国内の顧客対応拠点
- 東京営業所、熊本営業所、北上・三重・京都・長崎・熊本などの出張所営業とサービスエンジニアの勤務地
- 海外
- 中国、台湾、韓国、米国、ドイツ中国の平湖と台湾の台南に工場
新卒採用の主な職種
- 応用研究・技術開発
- 機械・電子機器設計
- テクニカルサービス
- 製造技術
- 品質管理・保証
- 国内・海外営業
- 製造マネジメント
- 生産管理
- サービスエンジニア
- 経理・総務・人事
応用研究から品質管理・保証までは理系対象、営業以降は文理不問です。
完全受注生産の仕事の流れ
- 営業が顧客と直接やり取りし、市場のニーズと求められる性能をつかむ
- 研究・開発が新技術を生み、設計が営業と組んで装置仕様を決める
- 自社工場で加工・組立・検査し、納品後はサービスが立上げと保守を担う
06これから
会社が次に取りにいくもの
次の焦点は、2028年度までの京都・熊本の工場増設、装置の省エネ、希ガス回収、海外拠点の拡大です。
これからの材料
- 京都・熊本の工場増設
- 会社は2028年度までに京都本社工場と熊本工場に製造工場を増設し、生産能力と供給体制を強化する計画です。
- 装置の省エネ
- サプライチェーン排出量の92.74%は下流のScope3で、その大部分が販売した製品の使用によるものです。 会社はSBT認証の取得を目指しています。
- 希ガス回収
- KR-NPfはエキシマレーザー用の希ガスを90%以上回収し、レーザー装置を5台程度つなげます。
- 海外拠点
- 国内31拠点、海外26拠点の体制から、会社はアジア以外にも現地拠点を新設することを視野に入れています。
京都と熊本で製造工場を増設
会社は2028年度までに京都本社工場と熊本工場に新しい製造工場を増設し、生産能力の拡大と供給体制の強化を図る計画です。 会社はあわせて、ISO45001とISO27001の認証取得に向けたプロジェクトを発足させました。ISO45001は2027年中の取得を目指しています。
省エネ型の新機種
KT1000MFH-SQはカンケン式の特殊断熱で電力を減らし、給排水量を従来比30~50%減らしました。 KPL-WTRは小型電源と熱交換器を積んだ省エネ型です。 KT1000EPSは可燃ガスの自燃エネルギーを使い、可燃ガス導入時のヒータ電力をほぼゼロにしています。 KT1000MOCは大流量のNH3やH2の反応熱を使うため、処理時のヒータ電力を必要としない設計です。
希ガスを回収する事業
KR-NPfはエキシマレーザー用の希ガスを90%以上回収し、精製して再び使えるようにする装置です。 会社は希少化する希ガスの回収精製装置と位置付けています。 対象はArFとKrFのエキシマレーザーです。
07入口を選ぶ
専攻から、入口を1つに絞る
排ガス除害、VOC処理、希ガス回収から関心のある事業を選び、処理するガス、処理方式、受注生産の中で担いたい役割を結びつけます。
応用研究・技術開発
顧客のニーズに合わせてガスを分析し、新しい装置を開発します。 顧客が工場を広げると製品も変える必要があり、既存製品の改良も開発職の仕事です。 勤務地は本社・本社工場です。
公式採用情報機械・電子機器設計
主力の排ガス除害装置の機械設計と電気回路の設計を担います。 営業と組んで顧客の要求をまとめ、装置仕様を決めて図面にします。 勤務地は本社・本社工場です。
公式採用情報製造技術 / 品質管理・保証
製造技術は製品品質やコストの改善、生産効率の向上、工程管理を担います。 品質管理・保証は統計的手法で不良の原因を調べ、装置の性能確認やISO認証の維持、内部監査を担います。 勤務地は本社・本社工場です。
- Manufacturing Engineering
- Quality Control
- Quality Assurance
- Cost
面接で使う技術語
- Gas Analysis
- Thermal Oxidation
- Plasma
- Measurement
- Control
- Mechanical Design
- Electrical Design
- CAD
- Control
- Safety
理系対象は設計、応用研究・技術開発、テクニカルサービス、製造技術、品質管理・保証です。 営業、製造マネジメント、生産管理、サービスエンジニア、管理は文理不問です。
他社との違いを一言で
- 熱分解の熱源
Edwards Vacuum
EdwardsのAtlasは燃焼式の除害装置シリーズで、CVD、エッチング、エピタキシャル、MOCVD向けの機種を持ちます。カンケンテクノは燃料を使わず、電気ヒータと大気圧プラズマで分解します。
- 方式の組み合わせと事業の広さ
DAS Environmental Expert
DASは燃焼・湿式、プラズマ・湿式、触媒、湿式スクラバをそろえ、MOCVDとEUV向けの製品群も持ちます。カンケンテクノは除害装置に加え、工場のVOC処理装置と希ガス回収装置も手がけます。
- 複数チャンバーの排ガスの扱い
HIGHVAC
HIGHVACのEcoGuard SGSは燃焼・湿式の装置で、複数チャンバーの排ガスを最後まで分けたまま処理します。カンケンテクノは電気ヒータ式とプラズマ式を軸に、AsH3を密閉処理する吸着型乾式装置もそろえます。
出典15件
- 公式 公式サイト
- 公式 会社概要
- 公式 排ガス除害装置事業
- 公式 脱臭・VOC処理装置事業
- 公式 ガスリサイクル装置事業
- 公式 拠点一覧
- 公式 CSR Report 2025
- 採用 採用サイト 会社・事業紹介
ほか7件
- 採用 数字で見るカンケンテクノ
- 採用 業務の流れ・職種紹介
- 採用 新卒採用 募集要項
- 採用 企業文化・研修・福利厚生
- 公式 Edwards Atlas 公式製品ページ
- 公式 DAS 製品一覧
- 公式 HIGHVAC EcoGuard 公式製品ページ