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equipment 半導体製造装置

DCA Instruments

UHV成膜装置とMBE

MBE・スパッタ・PLDの超高真空成膜装置をフィンランドで設計・製造。
研究機関向けの装置から、ウェーハ生産向けの装置へ製品を広げています。

DCA Instrumentsは 超高真空(UHV)の薄膜成膜装置 を作るフィンランドの会社です。 1989年の創業以来 300超のUHVシステム を研究機関と産業顧客に納めてきました。

  • 納入したUHVシステム 300超 創業からの累計です。 用途は量子コンピューティング、複合酸化物、半導体ナノ構造、レーザーなどです。
  • 稼働中の自動ウェーハ搬送 35超 一部は20年超動き続けています。
  • 酸化物MBE技術の開発開始 1993年 酸素に強い基板加熱と原料源の開発を続けてきました。

この会社の要点

向いている入口 機械設計・CAD設計

機械設計の経験を、真空装置や精密搬送に使いたい人。

入口を選ぶ
主なリスク MBEの主な用途は基礎研究

会社はMBEの主な用途を、量子材料、半導体、低次元系の基礎研究としています。

強みとリスク
出典 出典一覧(12件)

公式 8件 / 採用 1件 / 第三者 3件

01立ち位置

何の会社として比べるか

DCAは化合物半導体や酸化物の薄膜を作る装置メーカーで、顧客は研究機関と産業企業です。 製品は研究用の小型機から生産用の大口径機まで並びます。

装置仕様

研究機と生産機の基板径

UHV Systems

製品系列ごとの対応ウェーハ径

インチ · 製品一覧
  • 生産用 M-Series MBE 12インチ
  • 生産用 S-Series スパッタ 12インチ
  • 研究用 M-Series MBE 4インチ
  • 研究用 P-Series MBE 4インチ
  • 研究用 R-Series 酸化物MBE 3インチ

生産用のP-Series(III-V)は4x8"の構成です。

研究用と生産用の成膜システム

MBE・PLD装置

生産用はM-Series(金属・酸化物)が12インチ、P-Series(III-V)が4x8"の構成です。 研究用はM-SeriesとP-Seriesが4インチ、酸化物向けR-Seriesが3インチです。 生産機には12″ (300mm)のチタン酸バリウム(BTO)生産システムも並びます。

  • M-Series
  • P-Series
  • R-Series
  • BTO Production System
生産用スパッタ装置

UHVマグネトロンスパッタ

S-Seriesの生産機は基板12″/300 mmまで扱い、自動搬送のCDCとつながります。 用途は量子デバイスや磁性デバイスの薄膜、NbN・TiNなどの高温超伝導体です。

  • S-Series Production
  • Facing Target Sputtering (FTS)
  • APEX / APEX-L magnetron
UHVクラスターの基板搬送

自動ウェーハ搬送・EFEM

中心は分配チャンバーのCDCです。 CDC1000は12”/ 300 mmのウェーハ、CDC1500は3×8”/4×6”のキャリアに対応します。 EFEMを付けるとFOUPで搬入でき、SEMI準拠のFabにつながります。

  • CDC1000
  • CDC1500
  • Load Lock Chamber
  • Equipment Front Entry Module (EFEM)

02収益

どこで、どれくらい儲けているか

DCAの事業の規模を示す数字は、1989年からの累計300超のUHVシステム納入と、世界で稼働する35超の自動ウェーハ搬送です。

累計の装置納入

300超

1989年の創業から、研究機関と産業顧客に納めたUHVシステムの数です。

品質マネジメント認証

ISO 9001:2015

品質マネジメントの国際規格の認証を受けています。

03強みとリスク

強みと、リスク・検討点

DCAの強みは、酸化物MBEの長い蓄積と、自動ウェーハ搬送の稼働実績です。 製品は研究用の小型機から生産用MBEまでそろっています。

強み

  • 酸化物MBEの長い蓄積

    DCAは1993年から、酸素に強い基板加熱と原料源の技術を開発してきました。 この技術は世界の主要な研究所で、研究開発とエピウェーハ生産の両方に採用されています。 会社は自らを酸化物MBEの世界的リーダーとしています。

    DCA Instruments About Us
  • 自動ウェーハ搬送の稼働実績

    DCAは2004年に、世界初とするUHV自動ウェーハ搬送装置を導入しました。 いまは35超が世界で稼働し、一部は20年超動いています。

    DCA Instruments About Us
  • 研究用の小型機から生産機までそろう

    装置は10 mm × 10 mmの試料を扱う研究機から、12″/300 mm対応の生産用MBEまであります。 研究開発とエピウェーハ生産の両方の顧客に、同じ会社が装置を出しています。

    DCA Instruments About Us
  • レーザー量産に使われるMBE

    P600の生産版は、光ファイバー通信向けのアナログ・デジタルレーザーの製造に使われています。 4×4″のP1000は、InGaAs/GaAs/GaAlAs量子井戸レーザーの成長に使われています。

    DCA Instruments Applications

リスク・検討点

  • MBEの主な用途は基礎研究

    会社はMBEの主な用途を、量子材料、半導体、低次元系の基礎研究としています。

    DCA Instruments Applications
  • 競合は研究機から生産機まで品ぞろえが厚い

    Riberは自社を世界をリードするMBE装置メーカーとし、研究機と生産機で最も幅広い品ぞろえを掲げます。 用途には300mm Siも並びます。

    Riber MBE Systems
  • 応募の対象はUHV技術の経験者

    公式採用ページの募集はオープン応募で、対象はUHV技術の経験がある人です。 真空装置の実務経験をどう示すかを先に決めておく必要があります。

    DCA Instruments Careers

04待遇

採用窓口

DCAは公式採用ページでオープン応募を受け付けています。 社員には柔軟な勤務、研修、各種の補助、民間医療があります。

応募の形
UHV技術の経験がある人からのオープン応募を受け付けています。 DCA Careers
受け付ける分野
営業、クリーンルーム精密組立、製造、ソフトウェア開発、CAD設計、機械設計、品質管理、物理です。 公式採用ページ
福利厚生
柔軟な勤務、研修、昼食・スポーツ・文化・マッサージ・通勤の補助(Edenred)、全社員向けの民間医療、社内行事があります。 公式採用ページ

05勤務地と職種

どこで、どんな仕事をするか

本社と製造拠点はフィンランドのトゥルクにあります。 営業窓口は米国、中国、欧州・その他地域に分かれ、技術サポートは本社が受け持ちます。

主な勤務地・拠点

トゥルク(本社・製造)
Aerotie 6 FIN 20360 Turku本社と製造拠点
営業窓口
米国、中国、欧州・その他地域地域ごとの営業担当
技術サポート
本社が技術営業とサポートを受け持ちます。サービス、ソフト、プロセスの窓口あり
公式採用の勤務地欄

製品と工程

  • MBE
  • UHVマグネトロンスパッタ
  • PLD
  • 自動ウェーハ搬送
  • EFEM / FOUP
  • 酸化物MBE

DCAの製品系列と、装置に組み込む工程要素です。

応募の流れ

  1. 公式採用ページで受け付ける分野を確かめる。
  2. 装置設計、精密組立、制御ソフト、成膜のどれに経験が合うかを決める。
  3. オープン応募で経験分野とUHV技術の経験を伝える。
公式採用へ

06これから

会社が次に取りにいくもの

DCAの製品には生産ライン向けの装置が並びます。 BTO生産システム、Fab互換のMBE、III-V・窒化物向けの新しい生産用MBEがその例です。

これからの材料

Fab互換
FOUPカセット用のEFEMを備えた全自動システムで、MBEをSEMI準拠のFabに合わせています。

BTO生産装置

生産機の系列に、12″ (300mm)のチタン酸バリウム(BTO)生産システムが並んでいます。

Fab互換のMBE

DCAはFOUPカセット用のEFEMを備えた全自動システムで、MBEをSEMI準拠のFabに合う形にしました。 8″/200 mmウェーハ向けのハイブリッドMBEも開発しました。 会社はEFEMの統合を業界の大きな節目としています。

GaN系のRF・パワー素子

MBEはHEMT向けのGaN・AlGaN/GaN層の成長に使われます。 UHVスパッタは絶縁保護膜や電極の成膜に使われ、会社はシリコン上のIII-V集積にも使える可能性を挙げています。

新しい生産機とソフトの発表

会社はIII-V・窒化物向けの新しい生産用MBEシステムと、薄膜成膜のプロセス知能ソフトMOSAICを発表しました。 MITへの超伝導量子ビット向けの納入も告知しています。

07入口を選ぶ

専攻から、入口を1つに絞る

まずMBE、スパッタ、自動搬送のどの装置に自分の経験が近いかを決めます。 そのうえで、受け付ける分野から1つを選んで応募します。

設計・開発

機械設計・CAD設計

オープン応募の分野にMechanical EngineerとCAD Designerがあります。 DCAの製品には成膜チャンバー、基板マニピュレーター、搬送ロボットがあります。

公式採用情報
製造・品質

クリーンルーム組立・製造・品質管理

オープン応募の分野にCleanroom precision assembly、Manufacturing、Quality Controlがあります。 会社はトゥルクで装置を製造し、出荷前に工場試験を行います。

公式採用情報
ソフトウェア・応用技術

ソフトウェア開発・物理

オープン応募の分野にSoftware EngineeringとPhysicistがあります。 会社のロジック制御ソフトは装置ごとに作り込まれ、工場試験を経て出荷されます。

  • Software Engineering
  • Physicist
  • Control software
公式採用情報

応募前の3手

  1. MBE・PLD、UHVスパッタ、自動ウェーハ搬送から関わりたい製品を1つ選ぶ。
  2. 機械設計、組立、制御ソフト、物理のうち、自分の経験に近い分野を1つに絞る。
  3. 真空、精密組立、装置制御、薄膜成長の経験を具体例で説明できるようにする。
公式採用へ

面接で使う技術語

  • Mechanical Engineer
  • CAD Designer
  • UHV
  • Manipulator
  • Transfer
  • Cleanroom assembly
  • Manufacturing
  • Quality Control
  • Quality assurance
  • Factory test

役割はオープン応募で受け付ける分野をまとめたものです。

他社との違いを一言で

  • MBE装置の品ぞろえ

    Riber

    Riberは研究機から生産機まで、最も幅広いMBE装置の品ぞろえを掲げます。DCAはMBEに加えてUHVスパッタとPLDも持ち、酸化物MBEを自社の看板にしています。

  • 装置技術の幅

    Veeco

    Veecoはイオンビーム、MOCVD、ALDなど多くの装置技術の1つとしてMBEを持ち、2025年9月にAxcelisとの合併契約を結びました。DCAは超高真空の薄膜成膜を事業の中心に置く会社です。

  • 研究用MBEの基板径

    Scienta Omicron

    Scienta OmicronのPROシリーズは、基板4インチまでを扱う材料研究用のMBEです。DCAは研究機に加えて12インチの生産用MBEを持ちます。

比較の出典:Riber MBE Systems このページの出典一覧へ

出典12件

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