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半導体製造装置 化合物半導体エピタキシャル成長装置

エピクエスト

研究用MBEから生産用のVCSEL酸化装置へ広げた京都の装置メーカー

大学、研究機関、国内外のメーカー向けに化合物半導体の結晶成長装置を作る京都の会社です。
VCSEL用の酸化装置は2004年のVOX3001から2022年の8インチ機HiVOX8001まで世代を重ね研究用の技術を生産用の装置へ広げてきました。

エピクエストは MBE装置 とMOCVD装置を研究用から準生産用まで設計し VCSEL生産用の酸化装置 とSiC・GaN向けのKOHエッチング装置も手がけます。 社員は自分で設計した装置を自分で組み立てます。

  • HiVOX8001の処理径 8インチ 2022年に製品化したVCSEL用酸化装置。 前世代のHiVOX6001は2018年発売
  • HiVOX8001の受注見込み 5台 2022年の製品化時に会社が示した国内外の見込み
  • MBE装置の累計出荷 100台目 2004年2月。 日新電機での事業開始からの累計

2019年度の休日の内訳採用情報

  • 休日(土日・祝日など)129日
  • 一斉有給休暇2日

この会社の要点

向いている入口 開発・設計・製造

電気・電子・機械を学び、ものづくりや機械設計が好きな人。 CADは使えなくても会社が指導します。

入口を選ぶ
主なリスク 生産用酸化装置の受注は見込みとして示された数字

HiVOX8001の5台は、2022年の製品化時点で会社が示した国内外の受注見込みです。 生産用装置の事業の大きさを測るには、実際の納入台数を聞く必要があります。

強みとリスク
出典 出典一覧(14件)

公式 12件 / 採用 1件 / ニュース 1件

01立ち位置

何の会社として比べるか

エピクエストは化合物半導体の結晶成長装置メーカーで、顧客は大学、研究機関、国内外のメーカーです。 研究用MBE・MOCVDを土台に、VCSEL生産用の酸化装置とSiC・GaN向けのKOHエッチング装置を育ててきました。

VCSEL酸化装置の世代

研究用の技術を生産用の酸化装置へ

会社概要・沿革

VCSEL生産用酸化装置の納入・販売開始

会社沿革
  • VOX3001 2004年2月
  • iVOX3001 2006年7月
  • iVOX4001 2009年1月
  • iVOX6001 2016年11月
  • HiVOX6001 2018年1月

HiVOX6001でリアルタイムモニターを搭載しました。

分子線結晶成長装置

MBE装置 RCシリーズ

小型研究用RC1100、高度な研究から準生産向けのRC2100/RC3100、研究・準生産用のRC6100をそろえます。 RC2100/RC3100はIII-V族に加え、II-VI族、Si系、金属系に対応します。 RC6100は大面積ホルダ(Φ8"以上)で±1%以下の均一な結晶成長をうたいます。

  • RC1100
  • RC2100 / RC3100
  • RC6100
  • GaN用マルチチャンバ型MBE装置
VCSEL生産用リアルタイムモニタ付酸化装置

VCSEL用酸化装置 HiVOXシリーズ

HiVOX8001は8 インチ×1 枚、6 インチ×1 枚、4 インチ×3 枚を処理する抵抗加熱式の酸化装置です(最高加熱温度:600℃)。 会社は、MOCVD装置の技術とCFDシミュレーションで新しいヒータとガスフローを設計し、面内均一性とバッチ間の再現性を得たと説明しています。 リアルタイム画像モニターで酸化の終端を検知します。

  • HiVOX8001
  • 酸化処理の受託
酸化物向け結晶成長装置

液体原料供給MOCVD装置

小型研究用MPC1100V(Φ1インチ×1枚)、研究用MPC2100H(Φ2インチ×1枚)、研究・準生産用MPC6100(Φ6インチ×1枚)があります。 最高加熱温度は800℃(制御用熱電対値)です。

  • MPC1100V
  • MPC2100H
  • MPC6100
SiC向け真空高温炉

SiC用超高温プロセス炉

基板は6インチまで対応、最高温度はMAX.2200℃で、1000℃→2000℃まで1分以内の急速昇温をうたいます。 加熱室と導入室の2チャンバ構成で、プロセスと搬送を自動化しています。

  • SiC用超高温プロセス炉
SiC・GaNウエハ欠陥解析用エッチング装置

KOHエッチング装置

6インチまでのSiCウエハを、かごに入れたまま自動でエッチングする装置です。 最高加熱温度は700℃、温度安定性は±1℃で、2インチ、3インチ、4インチ基板も置けます。 エッチング液の蒸気漏れを抑える仕切機構を備えます。 仕様書には次世代パワーエレクトロニクス研究開発機構への納入設備が載っています。

  • KOHエッチング装置(Ni製るつぼ)
  • 自動上下・回転機構
化合物半導体エピタキシャルウエハ

エピタキシャルウエハ

量子ドット・量子井戸のレーザ構造、面発光レーザ構造、PINフォトダイオード構造、RTD・HEMT層構造などのエピタキシャルウエハを作ります。 カスタム層構造の相談も受けます。

  • 発光デバイス向け
  • 受光デバイス向け
  • 電子走行デバイス向け

02収益

どこで、どれくらい儲けているか

事業は装置販売、Kセルやエピタキシャルウエハなどの販売、保守・改造・移設のフィールドサービス、ガスフローシミュレーションの受託です。

資本金

4,500万円

設立時の資本金1,000万円から、2000年12月に資本金2,000万円、2002年8月に資本金3,000万円と増やし、2018年11月まで3回の増資を重ねました。

HiVOX8001の受注見込み

5台

2022年10月17日の製品化発表で、会社は国内・海外向けを合わせたこの台数の受注を見込んでいました。 この装置を使う酸化処理の受託も請け負っています。

MBE装置の出荷節目

100台目

2004年2月の出荷です。 日新電機での事業開始以来の累計で数えています。

03強みとリスク

強みと、リスク・検討点

強みは、VCSEL酸化装置に世代ごとにモニター機能を加え、HiVOX8001で8インチへ広げてきたことです。 HiVOX8001のヒータとガスフローにはMOCVD装置の技術を使っています。

強み

  • VCSEL酸化装置を世代ごとに更新してきた

    2004年のVOX3001の後、2006年にモニター付きのiVOX3001、2009年にiVOX4001、2016年にiVOX6001を出しました。 2018年のHiVOX6001ではリアルタイムモニターを載せています。

    会社概要・沿革
  • MOCVDの技術を酸化装置に移した

    会社はHiVOX8001のヒータとガスフローを、MOCVD装置で培った技術とCFDシミュレーションで設計したと説明しています。

    HiVOX8001製品化プレスリリース
  • 研究用の小型機から準生産用まで系列がある

    MBEは低価格・省スペースの小型研究用RC1100、高度な研究から準生産向けのRC2100/RC3100、大面積ホルダで生産性をうたうRC6100をそろえます。

    MBE装置
  • 納入後の改造・自動化・移設まで請け負う

    装置販売のほか、メンテナンス、装置改造、自動化改造、装置移設をフィールドサービスとして事業に入れています。

    会社概要・沿革

リスク・検討点

  • 生産用酸化装置の受注は見込みとして示された数字

    HiVOX8001の5台は、2022年の製品化時点で会社が示した国内外の受注見込みです。 生産用装置の事業の大きさを測るには、実際の納入台数を聞く必要があります。

    HiVOX8001製品化プレスリリース
  • 設計した人が組立まで担う

    新卒の採用予定は数名です。 社員は自分で設計した装置を自分で組み立てます。

    採用情報

04待遇

給与、初任給、休日、手当

大卒の新卒初任給は200,000円です。 賞与は年2回(5月、11月)、昇給は年1回です。

新卒初任給

大卒 · 月額 · 採用情報
  • 大卒 200,000円
勤務時間
9:00〜17:45です。
休日
完全週休2日制(土日)と祝日です。 2019年度の休日は131日でした。
勤続・有給
平均勤続年数は14.8年、平均有給取得日数は9.8日(2018年度)です。 採用情報
研修・手当
新人導入研修と全社員研修があり、資格取得による手当もあります。

05勤務地と職種

どこで、どんな仕事をするか

拠点は京都市南区の本社・工場です。 開発・設計・製造の勤務地も京都市南区です。

主な勤務地・拠点

本社・工場 / 京都市南区
京都市南区上鳥羽中河原町78番地。 2005年11月に南区上鳥羽へ移りました。
会社概要・沿革

装置の仕事の流れ

  • 開発
  • 機械設計
  • 組立
  • 調整
  • 納入
  • 保守
  • 改造・移設

社員は自分で設計した装置を自分で組み立てます。

応募の準備

  1. MBE、MOCVD、VCSEL酸化、SiC・GaN向け装置から関心のある装置を選ぶ
  2. CAD、設計、組立、調整の経験を装置の動きと結びつけて説明できるようにする
  3. 採用情報の応募フォームから応募する
公式採用へ

06これから

会社が次に取りにいくもの

今後を見る軸は、VCSEL酸化装置の大口径化と、SiC・GaN向けの欠陥解析装置です。

これからの材料

VCSEL酸化
HiVOX8001で8インチ処理とリアルタイムの終端検知に対応しました。 製品化発表
SiC・GaN欠陥解析
2024年3月にKOHエッチング装置CE機の国内販売を始めました。 更新情報
流体解析
3次元熱流体解析ソフトによるガスフローシミュレーションの受託解析を提供しています。 解析サービス

VCSEL酸化の大口径化

会社はHiVOX8001の開発背景に、顔認証の3Dセンシング、光ファイバ通信、LiDARなどでのVCSEL需要の拡大と、世界でのウエハ大口径化の動きを挙げています。 2022年の製品化時点で、会社は国内外で5台の受注を見込んでいました。

SiC・GaNの欠陥解析装置

2021年10月に8インチ用KOHエッチング装置の販売を始め、2024年3月にCE機の国内販売を始めました。 2023年5月には電子デバイス産業新聞がKOHエッチャーの好調を報じています。

SiCプロセス向けの超高温炉

SiC用超高温プロセス炉はMAX.2200℃、カーボンフリー、超高真空、プロセスと搬送の完全自動化をうたう装置です。 基板は6インチまで対応しています。

07入口を選ぶ

専攻から、入口を1つに絞る

新卒の職種は開発・設計・製造で、採用予定は数名です。 CADが使えない人には会社が指導します。

新卒採用職種

開発・設計・製造

半導体薄膜を作る装置を開発し、自分で設計した装置を自分で組み立てる仕事です。 作った装置は研究者が研究に使い、研究者との交流や学会参加の機会もあります。

公式採用情報

応募前の3手

  1. MBE・MOCVD・酸化装置の製品系列と対応材料を読む
  2. 設計、組立、調整の経験を具体的に整理する
  3. 面接でHiVOX8001やKOH装置の現在の受注状況を聞く
公式採用へ

面接で使う技術語

  • Mechanical Design
  • CAD
  • Vacuum
  • MBE
  • MOCVD

勤務地は京都市南区です。

他社との違いを一言で

  • SiC・GaNの成長装置

    ニューフレアテクノロジー

    EPIREVO S8は200㎜の枚葉式SiCエピ装置、G8は150mm/200㎜のSi基板向けGaN MOCVDです。エピクエストのSiC向け製品は6インチまで対応した超高温炉と、欠陥解析用のKOHエッチング装置です。

  • 研究用MBE

    Veeco

    GENxplorは基板径3”までの化合物半導体研究向けで、リアクタと電子機器を1つのフレームに収めます。エピクエストは小型研究用RC1100から大面積ホルダ(Φ8"以上)のRC6100まで持ちます。

  • 研究用MBEの構成

    Riber

    Riberの研究用MBEは最大12個のソースポートを持ち、試料搬送を手動か全自動から選べます。エピクエストはMBEとMOCVDをつないだマルチチャンバ装置も出しています。

参照資料一覧へ

出典14件

ほか6件

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