- 2026年中間期 連結売上高 71億円 前年同期比9.2%増
- 2026年中間期 連結受注高 73億円 前年同期比4.0%増
- 2026年中間期 サーマル売上高 16億円 前年同期比71.4%増
2026年中間期 報告部門別売上構成連結外部顧客売上高 · 重複しない5部門 · 合計100%
- SSP35.3%
- サーマル23.6%
- PWBA6.8%
- メディカル7.6%
- 消防ポンプ26.7%
この会社の要点
01立ち位置
何の会社として比べるか
日本フェンオールは、防災、熱制御、医療、基板実装と消防ポンプを持つ企業です。 半導体分野では、ウエーハを加熱する熱板、温度を測る熱電対、温度を制御する調節器をそろえています。
中間期の売上高と営業利益
サーマル売上高
サーマル営業利益
連結5部門とサーマル製品の内訳
報告部門別売上構成
サーマル製品別売上構成
ホットプレート・加熱装置
ホットプレートは500mm角までのAl、SUS、SiC材や真空仕様に対応し、ウエーハ面内の温度均一性を重視します。 オーブンと加熱ユニットも半導体製造装置向けに扱います。
- ホットプレート
- ウエーハ熱処理オーブン
- 加熱装置
- ラバーヒーター
高温炉用・微小部品用温度センサー
高温炉用熱電対はクリーンルームで製作し、全数温度試験と校正証明に対応します。 極細被覆熱電対は外径0.1mmのK熱電対を使い、微小半導体表面を測定します。
- 高温炉用熱電対
- 極細被覆熱電対
- 測温抵抗体・熱電対
温度調節器・制御ユニット
高精度デジタル調節器、多点式基板型調節器、ヒーターを直接接続する制御ユニットを扱います。 基板型は最大8チャンネルを搭載し、RS485通信で最大32チャンネルを接続できます。
- AHシリーズ
- AGシリーズ
- AM22シリーズ
- AKシリーズ
02収益
どこで、どれくらい儲けているか
2026年中間期は、半導体市場の需要増加を受けてサーマル部門の売上高と営業利益が増えました。 連結では売上高71億円、営業利益9.0億円となる一方、特別損失により中間純利益は前年同期を下回りました。
2026年中間期 報告部門別売上構成
消防ポンプは連結子会社の部門で、ほかの4部門は日本フェンオール単体です。
サーマル部門 中間期売上高の推移
各年1〜6月のサーマル部門売上高を比較しています。
03強みとリスク
強みと、リスク・検討点
半導体向け熱制御では、熱板、熱電対、温度調節器をそろえ、長野工場の試作・量産と八王子R&Dセンターの開発・評価を組み合わせています。
強み
- サーマル部門の売上高が前年同期比71.4%増
2026年中間期は、半導体製造装置向けの熱板とセンサーの受注・売上が前年同期を大きく上回り、サーマル部門の売上高は16億円でした。
第66期 半期報告書 - センサー・調節器・熱板を一社で扱う
会社概要は、温度調節器、半導体製造装置用熱板、高温炉用熱電対をサーマル事業の製品として示しています。
会社概要 - 長野工場で試作から量産までつなぐ
長野工場は、部材調達、開発本部と連携した設計開発、試作から量産までの製造環境を持ち、半導体製造装置用熱板と高温炉用熱電対を製造品目に挙げています。
長野工場 - R&Dセンターに開発・品質保証・調達を置く
八王子R&Dセンターには開発部門、品質保証室、調達部門があり、防災、サーマル、医療向けの新商品開発と各種実験を行います。
R&Dセンター
リスク・検討点
- 中間純利益は前年同期比39.5%減
2026年中間期は、製品改修関連損失引当金繰入額と投資有価証券評価損を特別損失に計上し、親会社株主に帰属する中間純利益は5.4億円でした。
第66期 半期報告書 - 人工腎臓透析装置の受託生産を終える
人工腎臓透析装置本体の最終出荷は2026年5月に完了し、オプション製品と保守部品は2026年12月の受託生産終了へ向けて供給を進めています。
第66期 半期報告書 - PWBAは価格競争と新規顧客獲得が課題
2026年中間期のPWBA部門は価格競争が厳しく、新規顧客の獲得にも苦戦しています。
2026年12月期 第2四半期決算補足説明資料 - サーマル需要は地政学と部材調達の影響を受ける
会社は半導体製造装置向け需要の増加を見込む一方、地政学的リスクによる需要変動と部材調達への影響をリスクに挙げています。
第66期 半期報告書
04待遇
給与、初任給、休日、手当
2027年卒の総合職は、大学院卒25万円、大学卒24万円、高専卒21.5万円、短大・専門卒21万円です。 年間休日は124日で、勤務時間は8:40〜17:30です。
2027年卒 総合職の初任給
- 初任給
- 大学院卒25万円、大学卒24万円、高専卒21.5万円、短大・専門卒21万円です。 2027年卒 募集要項
- 業務手当
- 営業職には月1万円の業務手当があり、募集要項は施工管理を含むと記載しています。 2027年卒 募集要項
- 昇給・賞与
- 昇給は年1回の4月、賞与は年2回の6月と12月です。 2027年卒 募集要項
- 年間休日
- 年間休日は124日で、完全週休2日制、土日祝日、年末年始休暇などを挙げています。 2027年卒 募集要項
- 勤務時間
- 勤務時間は8:40〜17:30、実働8時間、休憩50分で、事業所により異なる場合があります。 2027年卒 募集要項
05勤務地と職種
どこで、どんな仕事をするか
2027年卒の総合職の仕事は、営業、開発、消防設備の施工管理・メンテナンス、品質保証、長野工場の製造技術です。 勤務地一覧には営業拠点、八王子の開発本部、安曇野の生産本部があります。
主な勤務地・拠点
- 開発本部
- 東京都八王子市募集要項の勤務地一覧
- 生産本部
- 長野県安曇野市製造技術の勤務先
- 東京・機器営業部
- 東京都千代田区飯田橋・神奈川県横浜市
- 西日本営業部
- 大阪府大阪市・愛知県名古屋市・福岡県福岡市
2027年卒 総合職の募集職種
- 営業
- 開発
- 施工管理
- メンテナンス
- 品質保証
- 製造技術
開発職は理系学生が対象で、製造技術は電気系学部を歓迎しています。
職種を絞る3手
- 熱板、温度センサー、温度調節器から関心のある製品を一つ選ぶ
- 開発、品質保証、製造技術の仕事内容を募集要項の記載で分ける
- 八王子の開発本部と安曇野の生産本部で、担当事業と配属条件を聞く
06これから
会社が次に取りにいくもの
中期経営計画は、SSPとサーマルをコア事業に置き、2025〜2028年に48億円を成長投資へ配分します。 2026年12月期は、売上高126億円、営業利益10億円へ計画を修正しました。
2026年通期計画に対する中間期実績
- 売上高 71億円 通期計画126億円を100として中間期実績を表示
- 営業利益 9.0億円 通期計画10億円を100として中間期実績を表示
- 成長投資48億円
- 設備投資39億円
- 研究開発5.0億円
- 人材投資4.0億円
中間期実績は2026年1〜6月、通期計画は2026年12月期です。
これからの材料
2026年通期は売上高126億円、営業利益10億円を計画
会社は2026年12月期の計画を修正し、連結売上高126億円、営業利益10億円を見込んでいます。 中間期までに売上計画の56.5%、営業利益計画の87.9%まで進んだ後、下期の部門別売上と全社費用が着地を左右します。
4年間で成長投資48億円を配分する
会社は中期経営計画で、2025〜2028年に成長投資48億円と株主還元17億円を計画しています。 成長投資の内訳は設備投資39億円、研究開発5.0億円、人材投資4.0億円です。
透析装置終息後の事業構成を組み直す
中期経営計画は人工腎臓透析装置を2026年末に終息し、事業ポートフォリオを見直して自社技術の融合による新たな価値を目指します。 メディカル部門の縮小分を、SSP、サーマル、PWBAのどの製品で補うかが焦点です。
07入口を選ぶ
専攻から、入口を1つに絞る
半導体向けサーマル事業を志望するなら、温度を測る熱電対、温度を制御する調節器、ウエーハを加熱する熱板の違いを押さえます。 その後、開発、品質保証、製造技術の仕事内容と、八王子・安曇野の勤務地を募集要項で結びます。
総合職(施工管理・メンテナンス)
防災設備の設置工程を管理し、消防法に沿って設備を点検して不具合や劣化を見つける職種です。
- Construction
- Maintenance
- Fire Safety
- Inspection
応募前の3手
- 高温炉用熱電対、温度調節器、ホットプレートから関心製品を一つ選ぶ
- 2026年中間期のサーマル売上高と製品別売上を使い、伸びた製品を説明する
- 2027年卒募集の職種、勤務地、初任給をそろえ、配属事業と研修内容を質問する
面接で使う技術語
- BtoB
- Proposal
- Sales
- Products
- Services
- CAD
- Evaluation
- Software
- Development
- R&D
総合職採用では希望する所属に配属されない場合があります。 担当事業と勤務地は応募時の案内でそろえます。
他社との違いを一言で
- 半導体工程を横断する温度計測・制御
チノー
チノーは、前工程から後工程までの高温・高速な温度計測・制御事例を示し、放射温度計、濃度計、温湿度管理も扱います。日本フェンオールは高温炉用熱電対、熱板、温度調節器を製品群に持ちます。
- 高温炉用熱電対の構造と検査
山里産業
山里産業は1000℃を超える拡散炉用プロファイル熱電対を扱い、クリーンルーム組立とHeリーク試験に対応します。日本フェンオールの熱電対は100〜1200℃の温度データを5℃ごとに付け、全数温度試験を経て出荷されます。
- 半導体検査装置の温度制御
東邦電子
東邦電子のTTM-64は2チャンネル入力で、半導体検査装置のチャック温度制御とPt1000Ω入力に対応します。日本フェンオールのAKシリーズは最大8チャンネルを搭載し、RS485で最大32チャンネルを接続します。
出典17件
- 公式 公式サイト
- 公式 会社概要
- 公式 事業所案内
- 公式 長野工場
- 公式 R&Dセンター
- IR IRライブラリ
- IR 2026年12月期 第2四半期決算補足説明資料 2026年1月1日〜2026年6月30日 · 公表 2026-08-21 · 連結業績、単体4部門、連結子会社の消防ポンプ部門、中期経営計画 · 4〜18、20ページ
- IR 第66期 半期報告書 2026年1月1日〜2026年6月30日 · 公表 2026-08-07 · 日本フェンオールグループ連結・報告5部門 · 3〜5、12、18〜19ページ
ほか9件
- 採用 採用情報
- 採用 マイナビ2027 募集要項 2027年3月卒 · 総合職の募集職種、勤務地、初任給、休日 · 募集コース・採用後の待遇
- 公式 サーマル製品情報
- 公式 温度制御機器
- 公式 ヒーター・装置
- 公式 温度センサー
- 公式 チノー 半導体ソリューション
- 公式 山里産業 半導体用熱電対
- 公式 東邦電子 TTM-64