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フォトマスクメーカー(IC用・FPD用)

Photronics

半導体とディスプレイの回路原版を作る専業メーカー

半導体とディスプレイの回路原版を作る専業メーカー。
IC用が売上の71.6%を占め、IC用のうち先端品の比率が過去最高に上がっています。

Photronicsは IC用とFPD用のフォトマスク を作るメーカーです。 2026年10月期第3四半期の売上高 は341億円で、前年同期より2.7%増えました。

  • 2026年10月期第3四半期 売上高 341億円 2026年8月2日に終わった四半期。 前年同期比2.7%増
  • 同 営業利益率 21.1% 前年同期は22.9%。 営業利益は71億円
  • 2025年10月期 売上高 1,343億円 IC用973億円、FPD用370億円

2026年10月期第3四半期の用途別売上構成

  • IC244億円
  • FPD97億円

この会社の要点

向いている入口 Manufacturing Process Engineer II

半導体やクリーンルームの製造工程で、データを使って歩留まりや欠陥を改善してきた人。

入口を選ぶ
主なリスク 増収でも利益率は下がった

第3四半期の営業利益は71億円で、前年同期の76億円を下回りました。 売上総利益率は33.2%(前年同期33.7%)、販売費及び一般管理費は35億円(同29億円)です。

強みとリスク
出典 出典一覧(11件)

公式 6件 / IR 2件 / 採用 3件

01立ち位置

何の会社として比べるか

フォトマスクは回路パターンを写す原版で、PhotronicsはIC用とFPD用の両方を作ります。 2026年10月期第3四半期はIC用が売上の71.6%でした。

2025年10月期

通期の用途別売上高

FY2025 results

2025年10月期 用途別売上高

通期決算
  • IC 973億円
  • FPD 370億円
2026年10月期第3四半期

直近四半期の用途別売上高

Q3 FY2026 results

第3四半期 用途別売上高

四半期決算
  • IC 244億円
  • FPD 97億円
標準フォトマスク

標準フォトマスク・レチクル

成熟世代の技術向けに、量産実績のあるbinary photomaskとレチクルを出します。 どの製造拠点からも対応できる製品です。

  • Binary photomasks
  • Reticles
先端フォトマスク

先端フォトマスク

先端ノード向けに、OPC付きbinary mask、位相シフトマスク、optical gratingなどの特殊用途マスクを作ります。 製造は世界各地のhigh-end拠点に置いています。

  • Binary masks with OPC
  • Phase shift masks
  • Optical gratings
大型フォトマスク

FPD用フォトマスク

折りたたみを含むモバイル用ディスプレイから超大型テレビまでの製造に使う大型マスクです。 韓国・台湾・中国の拠点でレーザー描画装置を使って作ります。

  • Masks for Flat Panel Displays

02収益

どこで、どれくらい儲けているか

第3四半期の営業利益は71億円、営業利益率は21.1%でした。 売上は前年同期より増えましたが、利益率は前年同期の22.9%を下回っています。

2026年10月期第3四半期 売上高

341億円

前年同期比2.7%増。 第2四半期は332億円でした。 第3四半期までの累計は1,030億円で、前年同期の累計は1,002億円です。

2026年10月期第3四半期 営業利益

71億円

前年同期は76億円。 営業利益率は21.1%で、累計では21.9%(前年同期の累計は24.6%)です。

2026年10月期第3四半期 株主帰属純利益

45億円

GAAPの値で、前年同期は36億円でした。 非支配株主分を含む純利益は69億円です。

2025年10月期 売上高

1,343億円

IC用973億円、FPD用370億円。 株主帰属純利益(GAAP)は215億円でした。

四半期の営業利益率

連結 · 四半期決算
  • 2025年10月期 第3四半期 22.9%
  • 2026年10月期 第2四半期 20.1%
  • 2026年10月期 第3四半期 21.1%

03強みとリスク

強みと、リスク・検討点

製品は成熟世代向けの標準品、先端ノード向けの先端マスク、FPD用の大型マスクに分かれます。 先端マスクはhigh-end拠点で、FPD用は韓国・台湾・中国の拠点で作ります。

強み

  • 先端ICの比率が過去最高

    2026年10月期第3四半期のIC用売上は前年同期比5%増で、先端ICがIC売上の44%を占めました。 CEOはこの比率を過去最高とし、業界の高い工場稼働率が微細化の流れを後押ししたと説明しています。

    Q3 FY2026 results
  • ICとFPDの両方を持つ

    会社は自社をFPD用フォトマスクの最大級の供給者の1つとしています。

    FPD products
  • 顧客の近くで作る拠点網

    製造拠点はアジア・欧州・北米に11拠点あります。 会社は、現地での対応と短い納期がこれまで以上に重要だとし、必要な時と場所でフォトマスクを供給できるとしています。

    About Photronics
  • 第3四半期は営業キャッシュフローが設備投資を上回った

    第3四半期の営業キャッシュフローは120億円で、設備投資58億円を上回りました。

    Q3 FY2026 results

リスク・検討点

  • 増収でも利益率は下がった

    第3四半期の営業利益は71億円で、前年同期の76億円を下回りました。 売上総利益率は33.2%(前年同期33.7%)、販売費及び一般管理費は35億円(同29億円)です。

    Q3 FY2026 results
  • 利益と現金の一部は合弁相手の取り分

    会社は合弁会社の持分を50.01%持ちます。 第3四半期の純利益69億円のうち23億円は非支配株主に帰属し、手元資金1,064億円のうち796億円は合弁会社に属します。

    Q3 FY2026 results
  • 第2四半期は設計リリースが遅れた

    第2四半期は半導体の設計リリースの一部が一時的に遅れ、売上高は332億円でした。 CEOは、その一部が第3四半期に戻ったと説明しています。

    Q3 FY2026 results
  • FPD用は前年同期を下回った

    第3四半期のFPD用売上は97億円で、前年同期と前四半期の両方を下回りました。

    Q3 FY2026 results

04待遇

採用窓口

Boiseの工程技術職は、給与を競争力のある水準とし、年次賞与制度と株式報酬の対象資格があります。

報酬
競争力のある給与、年次賞与制度、株式報酬の対象資格、健康・福利厚生、会社拠出のある退職積立制度があります。 詳細は 個別求人 に載っています。
応募条件
電気・化学・材料・機械・物理・生産工学などの学士号、または同等の学歴と実務経験の組み合わせが必要です。 半導体やフォトマスクなどの製造で3年〜5年の工学経験があると優遇されます。
出張
国内出張が最大5%あります。

05勤務地と職種

どこで、どんな仕事をするか

製造拠点は世界に11拠点あり、北米ではAllen、Boise、Brookfieldに拠点があります。 掲載中の求人の勤務地はBoiseです。

主な勤務地・拠点

北米
Allen(テキサス州)、Boise(アイダホ州)、Brookfield(コネチカット州)
欧州
Bridgend、Manchester(英国)、Dresden(ドイツ)
アジア
Hefei、Shanghai、Xiamen(中国)、Cheonan(韓国)、シンガポール、Hsinchu、Taichung(台湾)
About Photronics

求人が求める知識

  • Cleaning
  • Developing
  • Etching
  • Lithography
  • SPC
  • MES / ERP
  • Lean / Six Sigma

BoiseのManufacturing Process Engineer IIの記載です。

主な職務

  1. 生産データを解析し、工程の改善点を見つける
  2. 工程異常を調べ、再発防止策を作る
  3. 新装置の導入、工程の評価、装置の検証を支える
  4. オペレーターと技術者に技術支援と教育を行う
公式採用へ

06これから

会社が次に取りにいくもの

会社は第4四半期の売上高を327億円〜359億円と見込んでいます。 米国と韓国への投資で先端領域を強める計画だとしています。

これからの材料

売上高
327億円〜359億円の見込みです。 第3四半期の実績は341億円でした。
営業利益率
19%〜24%の見込みです。 第3四半期の実績は21.1%でした。 予想の詳細は 第3四半期決算 に載っています。

米国と韓国への投資

会社は、韓国の能力拡張が地域別の売上構成を分散させ、先端チップ設計への関与を増やすと見込んでいます。 効果は会社の見込みです。2025年10月期の設備投資は297億円でした。

第4四半期の会社予想

会社は第4四半期の売上高を327億円〜359億円、営業利益率を19%〜24%と見込んでいます。 会社の予想です。第3四半期の実績は売上高341億円、営業利益率21.1%でした。

大型化と微細化が同時に進むFPD

会社は、パネルの大型化と微細化が同時に進むなかで、FPD業界の要求に合わせた開発を続けるとしています。 高解像度化、形の多様化、新しい用途が対象です。 会社の方針です。

07入口を選ぶ

専攻から、入口を1つに絞る

北米の採用ページから個別求人へ進みます。

製造技術

Manufacturing Process Engineer II

フォトマスク製造工程の開発・最適化・維持を担います。 生産データを解析して工程異常を調べ、再発防止策を作り、新装置の立ち上げと工程の評価も支えます。

Manufacturing Process Engineer II

応募前の3手

  1. 洗浄・現像・エッチング・リソグラフィのうち、経験のある工程を1つ選ぶ
  2. 歩留まり・欠陥・スループットのどれを、どのデータで改善したかを1つ用意する
  3. 採用ページから個別求人を開き、職位と勤務地を確かめて応募する
公式採用へ

面接で使う技術語

  • Photomask
  • Yield
  • SPC
  • MES
  • Lithography

職種と勤務地はBoiseの個別求人の記載です。

他社との違いを一言で

  • 半導体用フォトマスク

    Tekscend Photomask

    Tekscendは半導体用フォトマスクに加え、ナノインプリント用モールドやシリコンステンシルマスク、研究開発用のガラスマスクを作ります。PhotronicsはIC用に加えてFPD用の大型マスクを持ちます。

  • 半導体用フォトマスク

    DNP

    DNPではフォトマスクは半導体事業の中核製品で、EUVマスクやナノインプリント用テンプレートも並べています。Photronicsのグループには、DNPの名を冠したPDMC(Photronics DNP Mask Corporation)があります。

  • IC用フォトマスク

    Taiwan Mask Corporation

    台湾の新竹サイエンスパークに本拠を置き、ウエハー工場向けにOPCや位相シフトマスクの技術を使ったマスクを出しています。銅鑼科学園区に新工場を建てています。Photronicsは台湾のほか、米国・欧州・中国・韓国にも拠点を持ちます。

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出典11件

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