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半導体製造装置部品 工業用ヒーター・気体加熱器

新熱工業

成膜装置の熱源とガス加熱器をつくるシーズヒーター専業メーカー

シーズヒーターを
半導体成膜装置の熱源と窒素パージ用のガス加熱器に仕立てる、売上高16億円・従業員74名のメーカーです。

新熱工業は 成膜装置用ヒーター や特許の気体加熱器をシーズヒーターの技術から作るメーカーです。 従業員は74名 で、本社は茨城県ひたちなか市にあります。

  • 2025年9月期 売上高 16億円 従業員1人あたり約0.2億円
  • 従業員 74名 平均年齢41.9歳・平均勤続9.1年
  • 気体加熱器の最高温度 500℃ クリーンホットを断熱材なしで使う場合

新卒採用実績 2011〜2025年15年間の計15名を5年ごとに分けた人数

  • 2011〜2015年6名
  • 2016〜2020年5名
  • 2021〜2025年4名

この会社の要点

向いている入口 技術総合職(新卒)

理工系の学部生・大学院生。

入口を選ぶ
主なリスク 売上16億円・従業員74名の規模

2025年9月期の売上高は16億円、従業員は74名です。 顧客の業界は厨房、自動車、宇宙・航空など10分野に広がり、半導体・液晶装置はその一つです。 近年は半導体の製造工程で使う加熱エレメントとしても採用されています。

強みとリスク
出典 出典一覧(20件)

公式 10件 / 採用 10件

01立ち位置

何の会社として比べるか

新熱工業は、シーズヒーターを核に半導体・液晶の成膜装置用ヒーターと気体加熱器をつくる専業メーカーです。 2025年9月期の売上高は16億円で、顧客は10の業界に広がっています。

気体加熱器4機種

流量に応じて使い分ける4機種で、最高温度は300〜500℃

製品情報

気体加熱器の最高温度

℃ · 製品情報の公称値
  • クリーンホット(50〜1000NL/min) 500℃
  • クリーンホットミニ(0.2〜100NL/min) 500℃
  • 少流量気体加熱器(〜10NL/min) 350℃
  • 大流量気体加熱器(1000NL/min以上) 300℃程度
新卒採用実績

15年間で15名、毎年1人前後を採る

新卒採用 会社概要

5年ごとの新卒採用人数

名 · 2011〜2025年の採用実績
  • 2011〜2015年 6名
  • 2016〜2020年 5名
  • 2021〜2025年 4名
成膜装置・プロセス熱源用ヒーター

半導体・液晶用ヒーター

半導体と液晶の成膜装置に組み込むヒーターと、各種プロセスの熱源用ヒーターです。 プレート材質・加工方法・温度・容量に合わせ、シーズヒーター、細径シーズヒーター、カートリッジヒーターから選んで組み込みます。 表面処理でガスによる腐食に強くし、有料の熱解析で温度分布を均一にするヒーター配置も提案します。

  • 成膜装置用ヒーター
  • プロセス熱源用ヒーター
装置組込み用の電気ヒーター

シーズヒーター・カートリッジヒーター

シーズヒーターは、金属パイプの中央にらせん状の発熱体を入れ、絶縁物の酸化マグネシウム(MgO)で固めたヒーターです。 用途の一つに液晶・半導体製造装置があり、製作例にはスピンコータ用ホットプレート(450W)や油拡散ポンプ用ヒーター(1.8kW×8本)が並びます。 カートリッジヒーターは外径φ5〜φ25で、用途に半導体製造装置を挙げています。

  • シーズヒーター
  • 細径シーズヒーター
  • カートリッジヒーター
  • スーパーフラットヒーター
ガス・空気の加熱器

気体加熱器クリーンホット

窒素やアルゴンなどのガスを配管の途中で温める加熱器です。 用途には排気システム内のホット窒素パージや、ウェットクリーニング後の水分除去があります。 クリーンホットは流量50〜1000NL/minで最高500℃まで対応し、断熱材なしでも外装の表面は100℃以下に収まります。 少流量品(〜10NL/min)から大流量品(1000NL/min以上)まで4機種あります。

  • クリーンホット
  • クリーンホットミニ
  • 少流量気体加熱器
  • 大流量気体加熱器
過熱水蒸気の発生器・処理装置

過熱水蒸気発生器

アクアスチームヒーターは、100℃の飽和水蒸気を最高500℃まで加熱する装置です。 バッチ炉や連続炉などの処理装置も特注で製作します。 社内の過熱水蒸気実験室では、顧客のサンプルで効果確認テストを行います。

  • アクアスチームヒーター
  • アクアスチームヒーター・ダイレクト
  • 過熱水蒸気処理装置
シース熱電対・温度制御器

温度センサ・温度制御機器

ヒーターは単体では温度を制御できないため、シース外径φ0.1mmからのシース熱電対と温度制御BOXを組み合わせて販売しています。 温度制御BOXのSTR-200Nは、クリーンホットに配線するだけでPID制御ができる小型の制御器です。

  • シース熱電対
  • 温度制御BOX STR-200N

02収益

どこで、どれくらい儲けているか

売上高は16億円で、従業員1人あたりでは約0.2億円です。 主力は、顧客ごとに仕様を合わせたカスタマイズ製品です。

2025年9月期 売上高

16億円

従業員74名で割ると、1人あたり約0.2億円です。

従業員

74名

2025年9月末の人数で、平均年齢は41.9歳です。

資本金

0.3億円

1982年10月10日に設立し、1988年に現在の額へ増資しました。

平均勤続年数

9.1年

2025年度の値です。 月平均の所定外労働は15.3時間です。

03強みとリスク

強みと、リスク・検討点

強みは、断熱材なしで500℃まで気体を温める特許構造と、成膜装置用ヒーターを熱解析つきで提案できる一貫体制です。 会社の規模は売上高16億円・従業員74名で、新卒の同期は毎年1人前後です。

強み

  • 断熱材なしで500℃まで温める特許の気体加熱器

    クリーンホットは流路の工夫で外ケースが熱くなりにくく、保温なしでも熱効率は約75%です。 他社製のマイクロヒーター式は外ケースが気体と同じ温度になって保温が要るのに対し、新熱工業の製品は発熱体にシーズヒーターを使うため高温域にも対応し、特許を取得しています。

    気体加熱器 クリーンホット
  • ヒーター単体から成膜装置用の組込品まで一貫

    成膜装置用ヒーターは、プレートの材質や容量に合わせて自社のヒーターから選び、熱解析で配置まで提案します。 会社は設計開発から製造・販売まで一貫して対応できる点を強みに挙げています。

    半導体・液晶用ヒーター
  • 工場と試験設備への継続投資

    2019年に本社第二工場を建て、日立工場を閉じて本社へ集約しました。 2020年に第三工場が稼働し、2022年にはそこへ信頼性試験室を開設しています。

    会社概要・沿革
  • 技術出身者が営業に多い

    設計開発課の社員は、技術部門を経験した人が営業部に多く在籍していることを会社の強みに挙げます。 顧客の要望を聞き取って提案する営業を、設計経験者が支えています。

    社員紹介 設計開発課

リスク・検討点

  • 売上16億円・従業員74名の規模

    2025年9月期の売上高は16億円、従業員は74名です。 顧客の業界は厨房、自動車、宇宙・航空など10分野に広がり、半導体・液晶装置はその一つです。 近年は半導体の製造工程で使う加熱エレメントとしても採用されています。

    新卒採用 会社概要(マイナビ2027)
  • 少量多品種で、ノウハウが現場に集まる

    製造2課の社員は、同じ製品を大量につくるのではなく、オリジナル製品を少量ずつつくる仕事だと語っています。 その分、品目ごとに覚えることが多いとも話しています。

    社員紹介 製造2課
  • 海外メーカーと同じ半導体市場で競う

    ワトローは対象業界に半導体プロセスを掲げ、カートリッジヒーターなどを幅広く持ちます。 新熱工業は成膜装置用ヒーターで、熱解析による専用設計のヒーター配置を有料で提案します。

    ワトロー 電気ヒーター製品
  • 新卒の同期は毎年1人前後

    新卒採用は2011〜2025年の15年間で計15名で、0名の年が3回あります。 育成は先輩社員が現場で指導するOJTが基本で、外部講師による階層別のグループワークもあります。

    新卒採用 会社概要(マイナビ2027)

04待遇

給与、初任給、休日、手当

新卒の初任給は学部卒23万1,880円、院卒24万890円です。 年間休日は124日で、月平均の所定外労働は15.3時間に収まっています。

新卒初任給(月給)

円 · 2025年4月の実績
  • 院卒 24万890円
  • 学部卒 23万1,880円
初任給と賞与
技術総合職の初任給は学部卒23万1,880円、院卒24万890円です。 賞与は6月と12月の年2回で、業績に応じた決算賞与もあります。 詳しい条件は 新卒採用 募集要項 に載っています。
勤務時間と休日
勤務は8:30〜17:30で、休憩は合わせて60分です。 土日休みの完全週休2日制で、有給休暇は入社半年で10日付き、最大40日まで貯められます。 働く環境 に労働条件の一覧があります。
若手向けの手当
奨学金の返済は10年間、返済額の半額まで手当が出ます。 一人暮らしの若手には、家賃の半額を3万円まで補助します。 働く環境 にある制度です。
働き方の実績
2025年度の平均有給取得は14.6日、平均勤続年数は9.1年です。 育児休業は、対象となった男女全員が取得しました。 新卒採用 会社概要 の働き方データにあります。
中途採用の条件
給与は前職の実績を考えて決め、改定は年1回です。 家族手当は月10,000〜2.7万円、通勤費は月5万円までです。 中途採用 募集要項 に2職種の条件があります。

05勤務地と職種

どこで、どんな仕事をするか

働く場所は茨城県ひたちなか市の本社だけで、転勤はありません。 本社・技術開発センターに設計、営業、製造、品質保証の部署がそろっています。

主な勤務地・拠点

本社・技術開発センター
茨城県ひたちなか市山崎141-5(第2山崎工業団地内)
会社概要・沿革

社員紹介に出てくる部署

  • 営業技術部 設計開発課
  • 営業技術部 営業課
  • 生産部 製造1課
  • 生産部 製造2課
  • 管理部 生産管理課
  • 品質保証部 品質保証課
  • 総務部 総務課

設計開発課はシーズヒーターと装置を設計し、製造2課は曲げ工程後の端末仕上げを担います。

応募前の3手

  1. 成膜装置用ヒーターの選定項目(材質・加工・温度・容量)を自分の言葉で説明する
  2. クリーンホットの流量と最高温度の4機種の違いを表にまとめる
  3. 新卒124日・中途120日の年間休日と初任給を、応募区分ごとに整理する
公式採用へ

06これから

会社が次に取りにいくもの

次の伸びしろは、大流量気体加熱器LFHと過熱水蒸気装置です。 LFHは2023年5月に特許を取り、過熱水蒸気装置は社内ラボで顧客と共同実験を重ねています。

これからの材料

大流量気体加熱器
1000NL/min以上の気体を最高300℃程度まで温めるインライン型で、2023年に特許を取りました。 製品情報 に4機種の仕様が並びます。
過熱水蒸気装置
会社はヒーターをパッケージにした装置を自社製品にすることを目指し、社内ラボで顧客と共同実験を重ねています。 新卒採用 会社概要 の社長メッセージにある方針です。
自社発信の営業
社長は、要望に応える製品づくりに加えて、新熱工業発信の営業展開を目指しています。 代表メッセージ にある方針です。

大流量気体加熱器LFH

配管へ直接つなぐインライン型で、1000NL/min以上の気体を最高300℃程度まで温めます。 2023年5月に特許を取りました。 1000NL/minを超える大流量品がどの用途で使われているかを説明会で聞く。

過熱水蒸気装置を自社製品に育てる

過熱水蒸気発生装置は、ヒーターと部品をパッケージ化した自社オリジナル製品を世に出したいという社長の思いから生まれました。 社内ラボでは顧客との共同実験を日々重ねています。 社内ラボでの共同実験から装置の受注につながった例を説明会で聞く。

受注対応から自社発信の営業へ

社長は、これまでの要望対応型の製品づくりに加え、新熱工業発信の営業展開を目指しています。 営業課も新しい営業手法を取り入れている段階です。 自社発信の営業で、特許の気体加熱器や成膜装置用ヒーターをどんな顧客へ提案しているかを説明会で聞く。

07入口を選ぶ

専攻から、入口を1つに絞る

新卒なら技術総合職、経験者なら技術総合職か製造現場職が入口です。 どの区分でも、シーズヒーターと気体加熱器の仕組みを話せると面接が具体的になります。

新卒採用

技術総合職(新卒)

2027年3月卒の理工系を対象に、2〜3名を総合職で採る区分です。 配属は設計開発か生産技術(製造課)で、本人の希望と適性を踏まえて決まります。

新卒採用 募集要項(マイナビ2027)

応募前の3手

  1. Web説明会か対面説明会に参加し、成膜装置用ヒーターの顧客業界を質問する
  2. 一次面接で、配属先の候補(設計開発・生産技術)と異動の流れを確かめる
  3. クリーンホットとクリーンホットミニは最高500℃まで昇温でき、断熱材を使わずに外装パイプ表面を常温〜100℃以下に抑える構造
公式採用へ

面接で使う技術語

  • シーズヒーター
  • 熱設計
  • 成膜装置
  • 気体加熱器
  • ヒーター設計
  • 装置設計
  • 技術営業
  • 温度制御
  • 曲げ加工
  • 端末仕上げ

新卒はマイナビ2027、中途は採用サイトの募集要項から応募します。

他社との違いを一言で

  • ガス・空気の加熱

    日本ヒーター

    日本ヒーターは工業用電気ヒーターの総合メーカーで、配管途中の空気・ガスを温めるインラインヒーターSAT型を持ちます。新熱工業は気体加熱器を4機種そろえ、用途の筆頭に排気系の窒素パージを挙げています。

  • 半導体向けの電気ヒーター

    ワトロー

    ワトローは対象業界に半導体プロセスを掲げ、カートリッジヒーターなど多種のヒーターを持ちます。新熱工業はカートリッジヒーターを外径φ5〜φ25で製作し、成膜装置用ヒーターを特注で組み込みます。

  • 熱電対とヒーター

    岡崎製作所

    岡崎製作所は熱電対、測温抵抗体、保護管、電気ヒーターを製品に掲げ、海外拠点も持ちます。新熱工業もシース熱電対を扱いますが、主力製品はシーズヒーターです。

参照資料一覧へ

出典20件

ほか12件

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