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エッチング / 薄膜形成 / MOCVD 半導体前工程・泛半導体装置メーカー

AMEC

先端エッチングで稼ぎ、金属膜とCMPへ広げる上海の装置会社

上海のプラズマエッチング装置メーカー。
エッチング装置の売上2,321億円は、FY2025連結売上2,924億円の79.4%です。

AMECは CCP・ICPのプラズマエッチング装置 を軸に タングステン・ALDの金属膜装置 へ広げている上海の前工程装置メーカーです。 2026年上半期の売上は1,579億円で、前年同期より34.9%増えました。

  • 2026年上半期 売上高 1,579億円 前年同期比34.9%増
  • 2026年上半期 非経常損益控除後の純利益 265億円 前年同期比108.4%増。 純利益667億円には投資関連の益を含みます
  • 2026年上半期 研究開発投入 481億円 売上高の30.5%。 前年同期比36.9%増

FY2025 地域別の売上構成主営業務収入 · 年次報告書

  • 中国大陸2,847億円
  • 台湾地区50億円
  • その他の国・地域26億円

この会社の要点

向いている入口 プラズマエッチング・プロセス開発

プラズマ、材料、微細加工、表面分析を学んだ人。

入口を選ぶ
主なリスク 売上の大半が中国大陸

FY2025の主営業務収入のうち97.4%が中国大陸向けです。 中国大陸向けは前年比40.1%増え、台湾地区向けは31.6%減りました。

強みとリスク
出典 出典一覧(7件)

公式 1件 / IR 4件 / 採用 2件

01立ち位置

何の会社として比べるか

AMECはエッチング装置で連結売上の79.4%を稼ぎ、LPCVD・ALDの薄膜装置とMOCVDを次の柱に育てています。

FY2025 連結実績

売上・研究開発・純利益

FY2025年次報告書

主要な財務数値

FY2025 · 年次報告書
  • 売上高 2,924億円
  • 研究開発投入 884億円
  • 親会社株主帰属純利益 498億円
  • 非経常損益控除後の純利益 365億円

研究開発人員はFY2025末で1,548人でした。

製品

エッチングが大きく、LPCVDが伸びる

製品別の売上

FY2025 · 年次報告書
  • エッチング装置 2,321億円
  • LPCVD装置 119億円
高エネルギープラズマの誘電体エッチング

CCPエッチング

Primo D-RIE、AD-RIE、HD-RIEは国内外の一線客先の生産ラインで広く使われています。 超高アスペクト比向けの新機種Primo XD-RIEは客先で検証中です。

  • Primo D-RIE
  • Primo AD-RIE
  • Primo HD-RIE
  • Primo UD-RIE
低エネルギープラズマの導体・シリコン・TSVエッチング

ICPエッチング

Primo Twin-Star、Nanova、Menovaは、ロジック、DRAM、3D NAND、パワー、MEMSの50社を超える客先の生産ラインで量産に使われています。 低温の高アスペクト比機Primo Nanova LUX-Cryoも客先で量産中です。

  • Primo Twin-Star
  • Primo Nanova
  • Primo Menova
  • Primo TSV 2G
タングステンCVD・ALD / 金属ゲートALD / EPI

薄膜形成

CVD・高アスペクト比・ALDのタングステン装置は、主要なメモリ客先とロジック客先の現場検証を通り、量産の繰り返し受注を得ました。 先端ロジック向けのALD窒化チタン・チタンアルミ・窒化タンタルも客先の現場検証を通っています。

  • CVDタングステン装置
  • 高アスペクト比タングステン装置
  • ALDタングステン装置
  • Preforma Uniflash(ALD TiN・TiAl・TaN)
LED・パワーデバイス向けエピタキシャル成長

MOCVD

会社は窒化ガリウム系LED用MOCVDの世界市場で主導的な地位にあるとしています。 シリコン基板上のGaNパワーデバイス向けPRISMO PD5は客先の生産検証に入り、繰り返し受注を得ました。

  • PRISMO D-BLUE
  • PRISMO A7
  • PRISMO HiT3
  • PRISMO UniMax

02収益

どこで、どれくらい儲けているか

2026年上半期の売上は前年同期比34.9%増えました。 純利益667億円には投資関連の益が含まれ、非経常損益を除くと265億円です。

2026年上半期 売上高

1,579億円

前年同期比34.9%増。 先端ロジック・メモリ向け高端エッチング装置の新規出荷が大きく増えたと会社は説明しています。

2026年上半期 親会社株主帰属純利益

667億円

前年同期比300.2%増。 株式投資の公正価値変動益と投資益242億円、拓荆科技株の売却益225億円を含みます。 非経常損益を除くと265億円(108.4%増)です。

2026年上半期 営業活動CF

161億円

前年同期比237.4%増

FY2025 連結

売上高2,924億円 / 純利益498億円

売上は前年比36.6%増、純利益は30.7%増。 非経常損益控除後の純利益は365億円で、11.6%増にとどまりました。

2026年上半期の純利益と投資関連の益

2026年1月〜2026年6月 · 半期報告書
  • 親会社株主帰属純利益 667億円 前年同期比300.2%増
  • 非経常損益控除後の純利益 265億円 前年同期比108.4%増
  • 株式投資の公正価値変動益と投資益 242億円
  • 拓荆科技株の売却益 225億円

会社は公正価値変動益を持続性のない収益として非経常損益に分けています。

連結売上高の推移

FY2023〜FY2025 · 年次報告書
  • FY2023 1,479億円
  • FY2024 2,140億円
  • FY2025 2,924億円

2026年上半期の売上は1,579億円です。

03強みとリスク

強みと、リスク・検討点

AMECの強みは、先端工程まで届くエッチング装置の品ぞろえと、売上の30.5%を回す研究開発です。 薄膜装置も売上として立ち上がりました。

強み

  • 先端工程まで届くエッチングの品ぞろえ

    CCPとICPの両系統で大半のエッチング用途をカバーし、国内外の一線客先で65ナノメートルから3ナノメートル、さらに先端の工程まで使われています。 FY2025のエッチング装置売上は2,321億円で、連結売上の79.4%です。

    FY2025年次報告書
  • 研究開発に売上の30.5%を回す体制

    2026年上半期の研究開発投入は481億円で、売上高の30.5%です。 研究開発人員は1,908人で、全従業員の51.9%を占めます。

    2026年半期報告書
  • 薄膜装置が売上として立ち上がった

    FY2025のLPCVD装置売上は119億円で、前年比224.2%増でした。 近年投入したLPCVDとALDの複数機種が重要客先から繰り返し受注を得て、薄膜装置の累計出荷は300反応台を超えました。

    FY2025年次報告書

リスク・検討点

  • 売上の大半が中国大陸

    FY2025の主営業務収入のうち97.4%が中国大陸向けです。 中国大陸向けは前年比40.1%増え、台湾地区向けは31.6%減りました。

    FY2025年次報告書
  • 上半期の純利益は投資益で膨らんでいる

    2026年上半期の純利益667億円には、株式投資の公正価値変動益と投資益242億円、拓荆科技株の売却益225億円が入っています。 会社は公正価値変動益を持続性のない収益として非経常損益に分けています。

    2026年半期報告書
  • 本業の利益は売上ほど伸びていない

    FY2025は売上が前年比36.6%増えた一方、非経常損益控除後の純利益は11.6%増でした。 研究開発費は74.6%増え、主営業務の粗利率39.2%は前年より下がりました。

    FY2025年次報告書

04待遇

給与、初任給、休日、手当

2024年の新規採用は869人で、うち新卒は143人でした。 採用者の9.3%が博士、33.7%が修士です。

給与
2026年上半期(半年分)の研究開発人員の平均報酬は818万6,540円でした。 公式採用入口 から応募します。
人員
2026年上半期末の研究開発人員は1,908人で、全従業員の51.9%です。
キャリア
専門線と管理線を並行させる複線型のキャリアパスを採っています。
持株制度
全員持株の制度で、経営陣と従業員の長期的な利益をそろえています。

05勤務地と職種

どこで、どんな仕事をするか

本社は上海・金橋です。 生産・研究開発は上海臨港と南昌で稼働し、広州と成都は建設中です。

主な勤務地・拠点

上海・金橋
浦東新区金橋輸出加工区(南区)本社
上海・臨港
約18万平方メートルの生産・研究開発基地2024年8月稼働
江西省・南昌
約14万平方メートルの生産・研究開発基地2023年7月稼働
上海・臨港 滴水湖畔
本社ビル・研究開発センター2026年8月1日に落成式
広州・成都
華南・西南の研究開発・生産拠点2027年稼働計画
東京・高輪
日本拠点東京都港区
公式採用の勤務地欄

装置開発の職種語

  • プラズマプロセス
  • 真空チャンバー
  • RF技術
  • 薄膜形成
  • MOCVD
  • 機械・電気設計
  • 装置ソフト
  • 客先技術支援

製品群に対応する技術領域です。

応募前の準備

  1. CCP・ICPエッチング、金属膜、MOCVDから関心のある製品を1つ選ぶ
  2. 上海金橋・上海臨港・南昌から希望勤務地を選ぶ
公式採用へ

06これから

会社が次に取りにいくもの

今後の焦点は、CMPを加えた装置群の一括提案、金属膜とEPIの客先検証、次世代エッチング、新拠点の立ち上げです。

これからの材料

CMP
2026年上半期に中微众硅の支配権取得を終え CMP装置 を品ぞろえに加えました。
金属膜・EPI
タングステン装置は繰り返し受注の段階、金属シリサイド統合システムと先端工程のEPIは客先検証の段階です。
拠点建設
広州と成都は躯体が完成し、2027年の生産開始を計画しています。

CMPを加えた乾式+湿式の装置群

2026年上半期に中微众硅(旧・杭州众硅)の支配権取得を終え、CMP装置を品ぞろえに加えました。 会社はエッチング・成膜と組み合わせた一括提案で、先端工場への浸透を早めるとしています。 会社は、装置一式の提供で客先の工程調整と検証の期間を大きく縮められるとしています。

金属シリサイドとEPIの検証

先端ロジック・メモリの接触層向け金属シリサイド統合システムは、複数の客先で現場検証が進んでいます。 減圧EPI装置は成熟プロセスの客先で検証を終え、一部の先端工程は量産検証に入りました。

次世代エッチングの客先検証

超高アスペクト比向けPrimo XD-RIEのBeta機が客先で検証中です。 先端ロジックの接触孔・ビア向けの高選択比エッチング装置は、2026年内に客先へ出荷して工程検証に入る見込みです。 2026年内の出荷は会社の見込みです。

広州・成都の新拠点

広州の華南拠点は2026年7月に躯体が完成し、2027年の生産開始を計画しています。 成都の西南拠点も2026年8月に躯体が完成し、2027年の稼働を見込みます。 上海臨港では、次の生産・研究開発基地を2026年下半期に着工する計画です。

07入口を選ぶ

専攻から、入口を1つに絞る

製品名に加えて、プラズマ・薄膜・熱流体・制御のどの変数を自分が扱ってきたかを職種に結び付けます。

プロセス

プラズマエッチング・プロセス開発

CCP・ICP装置で、膜種ごとの選択比、形状、均一性を客先の工程に合わせて詰める仕事です。

公式採用情報
装置開発

真空・機械・電気設計

チャンバー、RF、ガス供給、搬送、温度制御を1つの装置にまとめる仕事です。

公式採用情報
制御・情報

装置ソフトウェア・データ

工程レシピ、装置シーケンス、センサーログ、工場との通信を受け持ちます。

  • レシピ
  • C++
  • ログ解析
  • 装置制御
公式採用情報

応募前の3手

  1. Primoエッチング / Preforma金属膜 / PRISMO MOCVDから担当したい製品を1つ選ぶ
  2. 研究や実務で管理した選択比、膜厚、温度、圧力、稼働率の値を1つ用意する
  3. 公式採用入口で募集法人・勤務地・客先対応の条件を確かめる
公式採用へ

面接で使う技術語

  • CCP
  • ICP
  • 選択比
  • 高アスペクト比
  • プラズマ
  • 真空
  • RF
  • ガス供給
  • 搬送
  • 熱設計

他社との違いを一言で

  • プラズマエッチング

    Lam Research

    AMECはCCPとICPの両系統で誘電体・導体・TSVのエッチングを持ち、FY2025のエッチング装置売上は2,321億円です。売上の97.4%が中国大陸向けです。

  • エッチング・成膜・CMPの製品幅

    Applied Materials

    AMECはエッチングを軸に、タングステン・金属ゲートのALD装置と、2026年上半期に取得したCMP装置を加えている段階です。

  • エッチング・成膜

    東京エレクトロン

    AMECの薄膜装置は、FY2025のLPCVD装置売上が119億円と、エッチング装置2,321億円に比べてまだ小さい規模です。

  • MOCVD

    Aixtron

    AMECは窒化ガリウム系LED用MOCVDで主導的な地位にあるとし、GaNパワーデバイス向けPRISMO PD5でも繰り返し受注を得ています。

参照資料一覧へ

出典7件

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