流量計測・制御機器 マスフローコントローラ・ガス発生装置
コフロック
半導体工場のガスと薬液の流量を測り、制御する京都のメーカー
微少流量の計測・制御とガス発生の機器を、分析・医療・食品・半導体など幅広い産業に売る京都のメーカーです。
半導体は、会社が売上シェアの倍増を狙う分野で、産業ネットワーク規格に対応した高性能MFCなどを開発しています。
コフロックは CVD・エッチングのガスから洗浄の薬液、排ガス処理までの流量機器 を半導体工場向けに作っています。 会社は 半導体と医療で売上シェアの倍増 を狙っています。
- 2026年3月期 純利益 1.9億円 前期の2.0億円から4.2%減
- 2026年3月期末 総資産 64億円 流動資産38億円、固定資産25億円
- 2026年3月期末 純資産比率 51.9% 前期末は50.4%
負債・純資産の内訳2026年3月期末・総資産に対する比率
- 流動負債31.2%
- 固定負債16.9%
- 純資産51.9%
この会社の要点
01立ち位置
何の会社として比べるか
流量計とガス発生装置の会社で、半導体では成膜・エッチングから洗浄、搬送、排ガス処理、ボンディングまで機器を出しています。 2026年3月期末の総資産は64億円で、純資産比率は51.9%です。
総資産の内訳
2026年3月期末
負債と純資産
2026年3月期末
ドライプロセス向けPIマスフローコントローラ
CVD(ウェーハ表面に薄膜を作る工程)やエッチングでは、チャンバに反応性ガスを送ります。 ここで使うMFCには、腐蝕性ガスへの対応、高精度・高速応答、圧力変動への安定性、DeviceNetやEtherCATへの対応が求められます。 コフロックは新しいアルゴリズムの開発と規格対応で製品化を進めています。
- PIマスフローコントローラ
ST-500 SERIES
最大流量は気体で10SCCM~30SLMです。 ST-500はPI(Pressure Insensitive)機能で、圧力が変わっても流量を安定させます。 ダイヤフラム式バルブのメタルシールにEP処理と酸化被膜処理を施し、腐蝕性流体に対応しました。 全流量制御範囲で応答1sec以内です。 専用アプリで30~100%F.S.のマルチレンジ機能を使えます。
- ST-500
- ST-550
洗浄工程向け液体流量計
洗浄工程は純水や薬液でウェーハ上の不純物を除きます。 液体用のカルマン渦流量計には、温度変化で精度誤差が出る課題がありました。 FML-300は温度センサを積み、温度情報から誤差を補正します。
- FML-300
搬送・排ガス・ボンディング向け
FOUP(ウェーハを密閉して運ぶ容器)の窒素パージ流量をMFCで制御します。 除害装置には、希釈ガス・反応ガス・冷却水・循環水の流量計を出します。 ワイヤーボンディングでは、水素と窒素を混ぜたフォーミングガスの計測制御に加え、ガスの発生・混合にも対応します。
- スタンダードマスフローコントローラ
- 高精度フローメータ
- N2+H2ガス発生装置
マスフローコントローラ/メータ
質量流量を測るため温度や圧力の影響を受けにくく、流量を電気信号でやりとりできます。 用途は半導体、光ファイバー、分析、燃料電池、液晶、有機ELなどに及びます。 メタルシール型や大流量用まで型式をそろえています。
- EX-550
- EX-250S
- HFC-303
02収益
どこで、どれくらい儲けているか
2026年3月期の純利益は1.9億円で、前期より4.2%減りました。 純資産比率は前期末の50.4%から51.9%へ上がりました。
当期純利益
03強みとリスク
強みと、リスク・検討点
強みは、半導体工場の各工程に合う流量機器と、材料から製造までの内製です。 半導体の外にも、分析、エネルギー、食品、医療と売り先が広がっています。
強み
- 半導体工場の各工程に製品がある
ドライプロセス、ウェットプロセス、搬送装置、排ガス処理、ワイヤーボンディングのそれぞれに製品を用意しています。 ボンディングでは、フォーミングガスの計測だけでなく発生・混合まで対応します。
半導体製造工程における流体の計測制御 - 微少流量で長い歴史
会社の見方では、微少流量分野は技術的なハードルが高く、国内の競合は5~6社です。 1982年からガス混合装置、1990年から酸素・窒素ガス発生装置へと製品を広げました。
技術職採用サイト - 材料から製造まで内製
材料の仕入れから設計・製造までを社内で一貫して手がけます。 技術担当者も顧客の現場に出向いて提案します。 島津製作所の下請けから始まり、顧客数は6,500社を超えました。
技術職採用サイト - 半導体以外の用途が広い
ガスクロマトグラフなどの分析装置、燃料電池評価装置や水素製造装置、食品包装、人工肺装置や保育器、陸上養殖、浄化槽にも機器を出しています。
暮らしを支えるコフロック
リスク・検討点
- 全製品が受注生産
全製品を受注生産し、顧客ごとにカスタマイズします。 必要な仕様は製品ごとに異なり、品質と納期の細やかな管理が求められます。
技術職採用サイト - 半導体の新製品は開発段階
開発推進本部は医療と半導体の新製品を開発中で、売上シェアの倍増は会社の狙いです。 半導体向けでは、産業ネットワーク規格対応の高性能MFCや耐薬品材質の流量センサが開発の対象です。
技術職採用サイト - 腐蝕性ガスはドライガスが条件
腐蝕性ガスに使う製品は、ガス種の特性を確かめたうえで、適合するシール材の製品を提案します。 原則としてドライガスであることが条件です。
半導体製造工程における流体の計測制御
04待遇
給与、初任給、休日、手当
年間休日は120日以上、平均残業は15.43h/月です。 女性の産休・育休の取得率・復帰率は100%です。
休暇の取得
- 平均勤続年数
- 12.08年で、平均年齢は40.07歳です。 データで見るコフロック
- 文系・理系
- 社員の59.85%が文系、40.15%が理系です。 データで見るコフロック
- 営業職の出身
- 営業職の先輩社員は7割が文系出身です。 採用FAQ
05勤務地と職種
どこで、どんな仕事をするか
製造の中心は京田辺市の本社工場で、9,496.52㎡の広さにクラス1000のクリーンルームを備えます。 営業拠点は東京・名古屋・大阪・九州にあります。
主な勤務地・拠点
- 京都本社・京田辺工場
- 京都府京田辺市草内当ノ木。 海外営業部も同じ所在地です。
- 八幡工場
- 京都府八幡市上津屋。 八幡オフィスも同じ所在地です。
- 東京メインオフィス
- 東京都中央区日本橋人形町。
- 名古屋・大阪オフィス、九州出張所
- 名古屋市中村区、大阪府吹田市、福岡県久留米市にあります。
国内拠点
- 京都本社
- 京田辺工場
- 八幡工場
- 東京メインオフィス
- 名古屋オフィス
- 大阪オフィス
- 九州出張所
ガス発生装置の保守は、東京・京都・九州のサービス人員が担います。
応募前の準備
- ST-500の最大流量10SCCM~30SLMと、PI機能の意味を説明できるようにする
- FOUPの窒素パージと除害装置で流量計が果たす役割を整理する
- 工場見学を申し込み、本社工場を見る
06これから
会社が次に取りにいくもの
次の柱として、会社は産業ネットワーク規格に対応した高性能MFCと耐薬品の流量センサを開発しています。 開発推進本部は半導体と医療で売上シェアの倍増を狙っています。
これからの材料
- 新製品
- 産業ネットワーク規格対応の高性能MFCと、耐薬品材質の流量センサを開発しています。 技術職採用サイト
- 反応性ガス
- 新しいアルゴリズムの開発と規格対応で、CVD・エッチング向けMFCの製品化を進めています。 半導体製造工程における流体の計測制御
産業ネットワーク対応の高性能MFC
新製品開発チームは半導体分野で、産業ネットワーク規格対応の高性能MFCを開発しています。 耐薬品材質の流量センサ、流量制御バルブ、圧力センサ、温度センサ、コントローラも開発の対象です。 売上シェアの倍増は会社の狙いです。基準とする時点と現在の比率は、説明会で聞いて確かめたい点です。
CVD・エッチング向けの新アルゴリズム
CVD・エッチング向けMFCについて、新しいアルゴリズムの開発と規格への対応を進め、製品化に取り組んでいます。 求められる条件は、腐蝕性ガス対応、高精度・高速応答、圧力変動への安定性、産業ネットワーク対応、集積化ガスシステム対応です。
07入口を選ぶ
専攻から、入口を1つに絞る
総合職で技術・営業・事務を募集しています。 選考は会社説明会・会社訪問から始まり、書類選考と面接を経て内定に進みます。
技術職
ソフトウェア開発、回路設計、機械設計、生産に分かれます。 ソフトは製品の組み込みファームウェアと制御アプリを設計・実装します。 生産は生産管理、工程管理、品質管理、設備管理を担います。
募集要項・選考フロー面接で使う技術語
- 組み込みファームウェア
- 電子回路設計
- 機械設計
- 生産管理
- 品質管理
- 製品提案
- 国内営業
- 海外営業
- 顧客課題
- 人事
技術職はソフトウェア開発、回路設計、機械設計、生産に分かれます。
他社との違いを一言で
- 半導体向けMFCの応答と小流量
HORIBA
HORIBAはD700MGで100msecの高速応答を、D700uFで微細加工プロセスの小流量域に特化した制御をうたいます。SEC-Z700XシリーズはPI性能を搭載しています。コフロックのPI機能付きST-500は、全流量制御範囲で応答1sec以内です。
- MEMS型フローセンサ
アズビル
アズビルは1984年に気体向けのMEMS型フローセンサの研究開発に着手し、センサのラインアップを広げて、制御バルブを組み込んだMFCも製品化しました。コフロックのST-500はダイヤフラム式バルブを使うメタルシールMFCです。
- PI機能付きMFC
フジキン
フジキンはFCS-T1000MPシリーズにPI機能と圧力センサーを内蔵し、FCSDS-T2000シリーズでAsH3やPH3などのガスに対応します。PI機能はコフロックのST-500も持ちます。
出典17件
- 公式 会社概要
- 公式 拠点一覧
- 公式 半導体製造工程における流体の計測制御
- 公式 PIマスフローコントローラ ST-500
- 公式 マスフローコントローラ/メータ 製品一覧
- IR 官報 第52期 決算公告
- IR 官報 第51期 決算公告
- 採用 募集要項・選考フロー
ほか9件
- 採用 データで見るコフロック
- 採用 技術職採用サイト
- 採用 採用FAQ
- 採用 社員の声
- 公式 HORIBA マスフローコントローラ/メータ
- 公式 アズビル技術報告書 2023
- 公式 フジキン 流量制御機器
- 公式 暮らしを支えるコフロック
- 採用 採用情報