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研究開発用真空機器 超高真空装置の開発と真空機器の専門商社

アールデック

つくばで研究用の超高真空装置を造り、成膜と計測の機器を届ける

つくばの研究者向けに超高真空の成膜・分析装置を自社とグループで開発し
100社以上のメーカーの真空機器も売る会社です。

アールデックは 結晶成長を観察するRHEEDなどの自社製品 と GaNの成膜をその場で測る米国k-Space社の計測機器 を、研究機関・大学・民間企業へ届けます。 従業員は35名、グループ全体で70名です。

  • 従業員数(単体) 35名 グループ全体では70名
  • 取扱メーカー 100社以上 真空関連機器の国内外メーカー
  • 営業の基本給(月額下限) 210,000円 上限245,000円。 システムエンジニアは230,000円から

グループ従業員の内訳会社概要

  • アールデック単体35名
  • グループ会社35名

この会社の要点

向いている入口 営業

研究者や技術者と接しながら、基礎研究から最新技術まで幅広く知りたい人。

入口を選ぶ
主なリスク 輸入計測機器は代理店契約で売る

2005年に米国k-Space社と代理店販売契約を結び、2006年には米国VEECO社のMBEコンポーネント総代理店になりました。 2007年には、k-Space社製品のデモ展示施設をつくば市高野に開いています。

強みとリスク
出典 出典一覧(21件)

公式 18件 / 採用 3件

01立ち位置

何の会社として比べるか

アールデックは、研究開発の現場に超高真空装置と真空機器を届ける会社です。 本体の従業員は35名で、グループ会社2社と合わせると70名です。

会社規模

アールデック単体とグループの従業員数

会社概要

従業員数

名 · 会社概要
  • グループ全体 70名
  • アールデック単体 35名
反射高速電子線回折装置

結晶成長の評価装置(自社製)

電子線を試料表面に数度の浅い角度で当て、回折像から結晶表面の構造を調べる装置です。 薄膜の結晶成長を評価する観察手段として使われます。 電子銃の絶縁耐圧はDC 30 kV、ビームスポット径は最小Φ90 μmです。 電源は最適条件を100パターン保存でき、k-Space社の解析システムkSA400でその場解析ができます。

  • 電子銃 RDA-005G
  • 電源 RDA-006P
MBE装置

研究用の小型MBE装置(グループ製)

半導体薄膜と太陽電池用薄膜の研究開発向けの小型MBE装置で、グループ会社のエイブイシーが造ります。 蒸着源ポートは8ポート、基板サイズは~3inch、成膜室の到達圧力は10-9Pa台です。 ロードロック室があり、真空を破らずに基板を搬送できます。 オプションでRHEED、BandiT、MOSを載せ、成膜をリアルタイムで解析できます。

  • 研究開発用小型MBE装置 RD0002
電子ビーム蒸着装置

多層膜の自動蒸着装置(グループ製)

高融点金属から半導体・酸化物まで、異なる材料を積み重ねるデバイスの研究開発向けの装置で、エイブイシーが造ります。 基板はφ8インチに対応し、レシピを選べば成膜完了まで全自動で進みます。 レシピ制御ソフトは工程数と層数に制限がありません。 ロードロック室は大気圧からE-3 Paまで3分以内で排気し、電子銃の出力は6.4 kWです。

  • 成膜レシピ制御型自動蒸着システム ADS-E86
その場測定システム

GaN成膜のその場計測(輸入)

米国k-Space Associates社の計測機器です。 kSA ICEは、LEDやパワーデバイス向けGaNのMOCVD成膜中に、反射率・温度・ひずみ・応力をその場で測ります。 kSA mini-MOSは薄膜のひずみと応力を測り、研究開発に加えて製造プロセスのリアルタイムモニタにも使えます。

  • kSA ICE
  • kSA mini-MOS
非接触温度測定

基板温度モニタ(輸入)

基板からの散乱光で半導体のバンドギャップを検出し、基板温度を非接触でリアルタイムに測る機器です。 GaNとSiCは、ともに室温〜1300℃の範囲を測れます。 研究開発用と生産用のMOCVD・MBEシステムに対応します。

  • kSA BandiT
昇温脱離分析装置

水素分析装置(自社製)

鋼材に含まれる水素の量を測る自社製の装置です。 分析室の水素バックグラウンド圧力を5.0E-9Pa以下に下げ、0.01wt.ppmの高感度分析ができます。 水素量計算ソフトH2Calは自社開発で、標準で付きます。

  • HTDS-004
  • 水素量計算ソフト H2Cal

02収益

どこで、どれくらい儲けているか

事業は、100社以上のメーカーの真空機器を売る商社の仕事と、自社・グループ製の装置の開発の両面です。 半導体分野では、海外メーカーの計測機器とコンポーネントを輸入し、販売からサービスまで受け持ちます。

従業員数

35名

グループ全体では70名です。 グループ会社は、真空装置メーカーのエイブイシーと、ソフトウェア開発・制御機器メーカーのイーエルシーです。

資本金

0.3億円

1988年6月につくば市梅園で設立し、1996年に現在の二の宮へ本社を移しました。

取扱メーカー

100社以上

真空関連機器の販売に加え、海外メーカーの計測機器を輸入し、販売からサービスまで受け持ちます。

年間休日・勤務時間

年間休日125日 / 9:00~17:00(休憩60分)

土日祝日休みの完全週休2日制です。 賞与は年2回(5月、12月)です。

残業・研修

多くても10時間/月程度

入社後は3ヶ月間の社内研修で、自社製品と主要取扱メーカー製品の講習を受けます。 営業の仕方はOJTで学びます。

03強みとリスク

強みと、リスク・検討点

強みは、結晶成長を観察するRHEEDを自社で造り、GaNの成膜をその場で測るk-Space社の機器と組み合わせて提案できることです。 研究者ごとの特注装置にも、グループ会社と組んで応えます。

強み

  • 半導体関連企業と国の研究機関の両方に納める

    納入先の民間企業には、キオクシア、東京エレクトロン、レーザーテック、アドバンテスト、ニューフレアテクノロジー、ギガフォトンが並びます。 官庁・団体では産業技術総合研究所、物質・材料研究機構、理化学研究所、大学では東京大学や筑波大学が載っています。

    納入先
  • 研究者ごとのオーダーメイド開発

    会社は、研究者ごとに必要な機器が違うことを前提に、機密保持体制のもとで世界で一つの研究装置をオーダーメイドで開発するとしています。 グループ会社2社が機械設計、電気設計、プログラム開発を担い、開発・製造・販売を一貫して行います。

    企業理念
  • 自社開発の装置と共同特許

    2002年にRHEEDを自社開発して販売を始めました。 2009年には、鋼材中水素量分析装置HTDSを物質・材料研究機構との共同特許で製品化しています。

    会社概要
  • つくばの研究集積の中にある

    本社のあるつくば市には、国の研究・教育機関に加え、約150の民間の研究機関や企業が集まります。 会社は、つくばの研究者・技術者のニーズに応える超高真空技術を自社の強みとしています。

    企業理念

リスク・検討点

  • 輸入計測機器は代理店契約で売る

    2005年に米国k-Space社と代理店販売契約を結び、2006年には米国VEECO社のMBEコンポーネント総代理店になりました。 2007年には、k-Space社製品のデモ展示施設をつくば市高野に開いています。

    会社概要
  • 設計の担い手はグループ会社

    装置の機械設計、電気設計、プログラム開発は、グループ会社のエイブイシーとイーエルシーが担います。 製品の開発・製造・販売は、グループ会社2社との連携で一貫体制を組んでいます。

    企業理念
  • 研究所の予算と入札に沿う営業

    営業部の一日には、入札資料の準備や見積書の作成、取引先の研究所の予算に関する情報共有が出てきます。 海外メーカーとのメールのやり取りもあります。

    RDECで働く

04待遇

給与、初任給、休日、手当

営業の基本給は210,000円〜245,000円、システムエンジニアは230,000円からです。 年間休日は125日で、残業は多くても10時間/月程度です。

基本給(月額)

円 · 募集要項
  • 営業 上限 245,000円
  • システムエンジニア 下限 230,000円
  • 営業 下限 210,000円
賞与・昇給
賞与は年2回(5月、12月)で、昇給もあります。 条件は 募集要項 に載っています。
勤務時間と休日
勤務時間は9:00~17:00(休憩60分)です。 土日祝日休みの完全週休2日制で、年末年始も休みです。
退職金と保険
雇用・労災・健康・厚生の各保険に加入します。 退職金は勤続3年以上が対象で、退職金共済にも加入しています。
研修
入社後3ヶ月間の社内研修で、自社製品と主要取扱メーカー製品の講習を受けます。 展示会には先輩社員と同行します。 採用FAQ に研修の中身があります。

05勤務地と職種

どこで、どんな仕事をするか

本社はつくば市二の宮にあり、募集の勤務地もつくば市です。 つくば市には国の研究・教育機関と約150の民間の研究機関や企業が集まり、営業は近隣の研究所へ納品や設置に出向きます。

主な勤務地・拠点

本社
茨城県つくば市二の宮1-16-10つくば駅から徒歩20分
東京支店
東京都文京区本郷3-15-4 本郷小林ビル5階本郷三丁目駅から徒歩5分
アクセス

営業の一日に出てくる仕事

  • 社内ミーティング
  • 見積書作成
  • 入札資料の準備
  • 納品・設置
  • 新商品の紹介
  • 海外メーカーとのメール

勤務はつくば本社か東京支店のどちらかです。

応募前にやること

  1. 納入先一覧から、知っている半導体関連企業と研究機関を選び、どの装置を使いそうか考える
  2. RHEEDとkSA ICEの製品ページで、成膜中に何を測るかを書き出す
  3. 営業かシステムエンジニアかを決め、基本給と休日を控える
公式採用へ

06これから

会社が次に取りにいくもの

事業の広がりは、GaNやAlNなどワイドギャップ材料の成膜計測、装置の自動化、海外への納入に表れています。

これからの材料

ワイドギャップ材料
DUV-BandiTはAlN、Ga2O3、GaNなどを測定対象にし、測定温度は室温ー1300℃です。 製品ページ
自動化
ADS-E86はレシピを選ぶだけで、多層膜の蒸着を成膜完了まで自動で進めます。 ADS-E86
海外
2017年に韓国のSY SCIENCE社と業務提携を始め、R-DEC KOREAを開業しました。 会社概要

ワイドギャップ材料の温度計測

深紫外LED製造装置向けのDUV-BandiTは、AlN、Ga2O3、ダイヤモンド、GaNを測定対象にします。 測定温度は室温ー1300℃です。

自社装置と自動制御ソフトの組み合わせ

会社は、自社開発の薄膜蒸着装置、分析機器、真空搬送機器を自動制御ソフトウエアと組み合わせ、効率化と使い易さの向上を目指すとしています。 会社の目標で、顧客の特注にも対応するとしています。

海外の研究機関への納入

主な納入先には海外の大学・研究機関等が含まれ、中国、韓国、台湾、米国、ドイツ、カナダ、シンガポール、チェコ共和国、イタリア、ポーランド、オーストラリアが並びます。 国内の納入先も国立研究開発法人、大学研究室、公的研究機関、民間企業にわたります。

07入口を選ぶ

専攻から、入口を1つに絞る

研究者の要望を聞いて機器を選ぶ営業か、装置を動かすソフトを書くシステムエンジニアかを、最初に決めます。

キャリア採用

営業

取扱製品を学び、お客様に紹介するルート営業です。 入社後3ヶ月間の社内研修で自社製品と主要取扱メーカー製品の講習を受け、営業の仕方はOJTで学びます。

採用FAQ
キャリア採用

システムエンジニア

ソフトウェアの設計と開発を担う職種です。 基本給は230,000円からで、経験者は優遇されます。

募集要項

応募前の3手

  1. RD0002とADS-E86の仕様を並べ、研究用MBEと自動蒸着の違いを書き出す
  2. kSA ICEとkSA BandiTが測る量(ひずみ・反射率・温度)を、GaNの成膜工程に当てはめる
  3. 基本給、年間休日、研修期間を控え、面接で聞く質問を用意する
公式採用へ

面接で使う技術語

  • 超高真空
  • MBE
  • 電子線回折
  • 見積
  • 入札
  • 納品・設置
  • レシピ制御
  • インターロック
  • PLC
  • データ取得

営業は取扱製品を研究者へ紹介するルート営業、システムエンジニアはソフトウェアの設計と開発です。

他社との違いを一言で

  • MBE・MOCVD装置

    エピクエスト

    京都市の装置メーカーで、MBE装置とMOCVD装置に加え、VCSEL生産用の酸化装置を販売し、RHEEDも取り扱います。アールデックは研究用の小型MBE装置に、自社製RHEEDやk-Space社の温度・ひずみモニタをオプションで組み合わせられます。

  • 実験・研究用の真空装置

    北野精機

    実験・研究用の真空チャンバーと装置を、部品づくりから組立、アフターサポートまで社内で一貫して手がけ、MBE装置や大型EB蒸着装置も持ちます。アールデックは設計をグループ会社と分担し、100社以上のメーカーの真空機器の販売も併せ持ちます。

  • 研究用の小型MBE装置

    Scienta Omicron

    EVO-25/50は2 inchウェハ向けに最適化され、エフュージョンセルは最大10個で、プロセスレシピを組めるスクリプト機能付きの制御ソフトが付きます。アールデックグループのRD0002は基板サイズ~3inch、蒸着源ポートは8ポートです。

参照資料一覧へ

出典21件

ほか13件

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