SemiMapサイト内検索

inspection 試験・計測

Technoprobe

半導体テスト工程を支えるインターフェースメーカー

Technoprobeは
プローブカードの設計・製造を主力とするイタリアの半導体テスト部品メーカーです。

Technoprobeが設計・生産するのはチップ検査用の プローブカード です。 数量と売上で世界2位のメーカーを自任しています。 2026年上期の売上 は前年同期比42.4%増でした。

  • FY2025グループ連結売上 1,112億円2025年通期 DIS Techは2024年5月27日から連結しています。
  • 2026年上期グループ連結売上 821億円2026年1–6月 前年同期比+42.4%。 会社は主に販売数量の増加、AI関連需要、消費者向け市場の小幅回復を説明。
  • 従業員数 3,328人2025-12-31 年次報告書のグループ人数です。 公式会社紹介ページには3,355人とあります。

2026年上期の地域別売上請求国ベース · 工場の所在地や半導体需要の所在地ではありません

  • アジア54.5%
  • 米州42.0%
  • 欧州(イタリアを除く)2.9%
  • イタリア0.6%

この会社の要点

向いている入口 プローブカードの電気・機械設計

電気電子、精密機械、信号伝送、微細接触、CAD設計を半導体テスト製品へつなげたい人。

入口を選ぶ
主なリスク 顧客の設備投資・製品サイクルに連動

プローブカードは特定のチップ専用の消耗品で、部品を再利用できません。 会社は上期の増収要因としてAI関連需要と消費者市場の小幅回復を挙げています。

強みとリスク
出典 出典一覧(12件)

公式 7件 / IR 3件 / 採用 2件

01立ち位置

何の会社として比べるか

Technoprobeはチップを製造する企業ではなく、ウェーハ上の検査とパッケージ前テストでチップとテスターをつなぐ部品のメーカーです。

会社規模

通期のグループ連結売上

FY2025 売上高

2025年1月1日〜12月31日 · 億円
  • Technoprobe Group 1,112億円

2025年のグループ連結値です。 2024年はDIS Techを5月27日から連結しています。

地域構成

請求国で見た2026年上期売上

2026年1–6月

連結売上の地域別内訳 · billing country
  • Asia 54.5%
  • America 42.0%
  • Europe ex-Italy 2.9%
  • Italy 0.6%

請求先の国で区分した売上です。

チップに合わせた電気機械インターフェース

ウェーハ検査用プローブカード

プローブカードはウェーハ上のチップ電極へ接触し、テスターと電気的につないで機能を検査する装置部品です。 Technoprobeの技術はカンチレバーからTPEG Vertical MEMSまでにわたり、製品は一つずつ顧客の要件に合わせて設計します。

  • Cantilever probe cards
  • TPEG™ Vertical MEMS probe cards
マザーボード・最終テストボード

デバイスインターフェース基板

Technoprobeはプローブカードに加えて、マザーボードと最終テストボードも作っています。 同社の製品はウェーハ上のテストと、パッケージング前の後続テスト段階の両方で使われます。

  • Motherboards
  • Final test boards
プローブカードを支える製造・研究領域

MEMS・先端製造技術

Technoprobeは先端マイクロ加工、2D/3D MEMS、AI、先端製造の分野で研究開発をしています。 生産時間の短縮と性能向上のため、多くの生産ソリューションを社内で開発しています。

  • Advanced micromachining
  • 2D/3D MEMS
  • Advanced manufacturing

02収益

どこで、どれくらい儲けているか

2025年通期の売上は1,112億円でした。 2026年上期売上は821億円、IFRS営業利益は301億円で売上比36.7%でした。 上期のEBITDAは364億円で、会社定義のnon-IFRS指標です。

2026年上期グループ連結売上

821億円(前年同期比+42.4%)

2026年1月1日から6月30日までの6か月実績。 年換算・通期予想ではありません。 前年同期の576億円からの増加について会社は、主に販売数量増、AI関連需要、消費者向け市場の小幅回復を説明。

FY2025グループ連結売上

1,112億円

2025年12月31日終了年度。 2024年の961億円から報告ベースで15.7%増。 2024年はDIS Techを5月27日から連結しています。

2026年上期営業利益

301億円(売上比36.7%)

6か月のIFRS営業利益。 EBITDAとは異なる指標。

2026年上期EBITDA

364億円(売上比44.4%)

会社定義のnon-IFRS代替業績指標です。

グループ従業員

3,328人

2025年12月31日の年次報告書の値です。 公式会社紹介ページには3,355人とあります。

通期連結売上の推移

億円 · 通期実績
  • FY2024 961億円
  • FY2025 1,112億円

報告ベースの前年比は+15.7%です。 2024年はDIS Techを5月27日から連結しています。

03強みとリスク

強みと、リスク・検討点

個別チップに合わせた電気機械設計、Vertical MEMSやマイクロ加工、複数段階のテストインターフェース、顧客技術支援が製品理解の軸です。 一方、売上の成長や利益率は製品mix、半導体投資サイクル、連結範囲の影響を受けます。

強み

  • ウェーハ検査から封止前の最終テストまで

    2026年上期報告書は、プローブカードがシリコンウェーハ上の検査と、その後のパッケージ前最終テストで使われると記載します。 会社の位置づけを前工程fabや半導体チップ製造と混同せず、製造中のテスト接点として比較できます。

    Technoprobe 2026年上期半期報告書
  • 製品を顧客チップごとにカスタム設計

    Technoprobeは製品ごとに顧客の要件に合わせて設計します。 生産時間の短縮と性能向上のため、多くの生産ソリューションを社内で開発しています。

    Technoprobe公式技術情報
  • 半導体テスト専業に近い連結事業と開示

    2025年のグループ連結売上は1,112億円、2026年上期は821億円でした。 上期売上の54.5%はアジア、42.0%は米州の請求先です。

    Technoprobe 2025年年次財務報告書

リスク・検討点

  • 顧客の設備投資・製品サイクルに連動

    プローブカードは特定のチップ専用の消耗品で、部品を再利用できません。 会社は上期の増収要因としてAI関連需要と消費者市場の小幅回復を挙げています。

    Technoprobe 2026年上期半期報告書
  • 比較時に買収後の連結範囲を見る

    DIS Techは2024年5月27日から連結対象となり、2025年は通年で含まれます。 2025年通期の前年比15.7%増には、この連結範囲の拡大分も入っています。

    Technoprobe 2025年年次財務報告書
  • 地域売上と製造能力は別の指標

    2026年上期売上の96.5%はアジアと米州の請求国に計上されています。 請求国は請求上の地域で、工場の所在地とは別です。

    Technoprobe 2026年上期半期報告書
  • 採用は公式ポータルで随時受付

    公式採用ポータルでは個別の募集を検索でき、自発応募も受け付けています。 2026年10月24日には本社でEngineering Hiring Dayを開きます。

    Technoprobe公式採用ポータル

04待遇

給与、初任給、休日、手当

公式採用ポータルでは個別求人を検索でき、自発応募も受け付けています。 Technoprobeは10月24日にEngineering Hiring Dayを開きます。 対象は工学・物理・材料科学の卒業者と卒業予定者です。

2026年上期の労働災害
会社によると、2026年1〜6月に死亡災害や重い負傷を伴う労働災害はありませんでした。 2026年上期報告書
次回の公式採用イベント
2026-10-24にCernusco Lombardone本社でEngineering Hiring Dayを予定。 工学・物理・材料科学の卒業者・卒業予定者向けと記載されています。 Hiring Day公式案内
応募方法
公式採用ポータルから個別の募集に応募するか、自発応募を送れます。 公式採用ポータル
求人portalの範囲
公式ポータルにはTechnoprobeとDIS Techの2社の募集導線があります。 募集検索

05勤務地と職種

どこで、どんな仕事をするか

Technoprobeはイタリアに4つの製造拠点を持ちます。 本社のCernusco Lombardoneが約18,000m²、Agrate Brianzaが約3,000m²、Osnagoが約5,000m²、Caponagoが約1,750m²です。 イタリア以外では欧州、アジア、米国の10か国・地域に拠点があります。

主な勤務地・拠点

Cernusco Lombardone、Italy — registered office and production plant
本社・登記所在地に約18,000m²の製造拠点を併設。 Engineering Hiring Dayの開催地として公式採用案内にも記載。製造拠点 / 面積は会社報告書の概数。
Agrate Brianza、Italy — production plant
2026年上期報告書は約3,000m²の製造拠点として記載。製造拠点 / 面積は概数。
Osnago、Italy — production plant
2026年上期報告書は約5,000m²の製造拠点として記載。製造拠点 / 面積は概数。
Caponago、Italy — production plant
イタリアで4つ目の製造拠点で、面積は約1,750m²です。製造拠点 / 面積は概数。
Other operating geographies
会社は欧州のドイツ・フランス、アジアの台湾・韓国・日本・マレーシア・フィリピン・中国・シンガポール、米国に拠点を持っています。海外拠点
公式採用の勤務地欄

半導体テスト工程・製品

  • ウェーハ上機能検査
  • 封止前最終テスト
  • Cantilever
  • TPEG Vertical MEMS
  • Motherboards
  • Final test boards
  • Advanced micromachining
  • 2D/3D MEMS

会社が展開する製品・技術です。

応募前に確認

  1. 求人の雇用法人がTechnoprobe S.p.A.かDIS Techか確認する。
  2. 配属地が4製造拠点のどこか、研究・営業拠点か、公式募集票で確認する。
  3. 設計・MEMS加工・品質・顧客支援のどの工程を担当する職種か、仕事内容と使用製品を求人ごとに確かめる。
公式採用へ

06これから

会社が次に取りにいくもの

会社は上期の増収をAI関連分野の需要と結び付けています。 中国では蘇州の新会社が製品の現地生産と販売を担う計画です。

これからの材料

AI関連需要
会社は上期売上増の主な背景としてAI関連分野の販売数量を挙げました。
中国での製品生産・販売
蘇州の新会社が製品の中国国内での生産と販売を担います。 上海の子会社には現地パートナーが30%出資します。
テスト接点の統合
TechnoprobeはVertical MEMSから最終テストボードまで、テスト工程の複数の段階に製品を持っています。

AI関連テスト需要と製品数量

会社は2026年上期の増収を主に販売数量の増加によるものとし、背景にAI関連分野と消費者市場の小幅回復を挙げています。 2026年上期の売上は前年同期の576億円から821億円へ増えました。

中国での製造・販売体制

Technoprobeは2026年3月、上海の全額出資子会社の新株30%を現地パートナーが55億円で引き受ける契約を結びました。 同年3月19日に設立した蘇州の会社が、中国国内での製品の生産と販売を担います。 イタリア政府は2026年7月2日にこの取引を承認しました。会社は取引の効果を2026年下期の連結財務に計上する予定です。

テスト技術群の拡張

TechnoprobeはVertical MEMS、マザーボード、最終テストボード、先端マイクロ加工を一つの技術群として展開しています。 製品ライフサイクルの各段階で顧客を支援しています。 製品は一つずつ顧客の要件に合わせて設計します。

07入口を選ぶ

専攻から、入口を1つに絞る

専攻や経験を、プローブカードの設計、MEMS加工、製造品質、顧客支援のどれかの工程に結び付けて応募準備をします。

設計・開発

プローブカードの電気・機械設計

チップ電極との接触、テスターとの接続、個別仕様に合わせたカスタム設計を担う職域です。 2026年10月24日の公式Hiring Dayは若手エンジニアを対象にしています。

公式採用情報
プロセス・研究開発

MEMS・微細加工・プロセス開発

会社が研究開発を進める2D/3D MEMS、先端マイクロ加工、先端製造に対応する職域です。

公式採用情報
製造・品質

精密製造技術・品質

グループはプローブカードの設計と製造を行い、イタリアに4つの製造拠点を持っています。

  • Precision manufacturing
  • Quality
  • Cleanroom
  • Process control
公式採用情報

応募前の3手

  1. 公式career portalで新しい求人と応募可能なイベントを確認する。
  2. 担当製品がwafer probe cardかfinal test interfaceか、工程と顧客検査条件を確認する。
  3. 設計公差、MEMS・微細加工、製造品質、顧客試験支援のうち、自分の経験を成果と数値で説明できる入口を選ぶ。
公式採用へ

面接で使う技術語

  • Probe card
  • Electrical engineering
  • Mechanical design
  • Wafer test
  • Signal integrity
  • MEMS
  • Micromachining
  • Materials science
  • Process engineering
  • Metrology

役割トラックは公開製品・技術と公式採用イベントから組んだ職域の例です。

他社との違いを一言で

  • MEMS・Vertical・Cantilever構造、対応デバイスと検査方法

    日本電子材料(JEM)

    JEMはMC/MT/VS/VC/VT/VE/CEの製品群を持っています。TechnoprobeはCantileverとTPEG Vertical MEMSを主な技術にしています。

  • wafer probingとテストインターフェースの製品・顧客サポート

    MPI Corporation

    MPI Corporationはプローブカードとprobe systemの両方を製品にしています。Technoprobeの主力はプローブカードとテストボードです。

参照資料一覧へ

出典12件

ほか4件

他の半導体企業と比べる