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クリーン包装材 クリーンポリ袋・帯電防止袋

アソー

クリーンルームに持ち込む袋を、添加剤なしでつくる会社

従業員26人の大阪のポリ袋メーカーです。
添加剤を使わないポリエチレンの袋を、医薬品と半導体部品の包装向けにクリーンルームで作っています。

アソーは ハイクリーン永久帯電防止袋 のように、静電気と微粒子の両方を嫌う現場に持ち込む袋を作ります。 半導体向けは 医薬品向けと同じクリーン製袋の技術 を使う一つの用途です。 新しい東北クリーン工場は医薬・製薬向けが中心です。

  • 従業員 26人 大阪・箕面・南相馬のクリーン工場と摂津工場を持つ
  • 内面微粒子(平均) 98個 一般ポリ袋は129,206個。 差は約1,300倍
  • 東北クリーン工場の稼働 2026年3月 福島県南相馬市。 医薬・製薬向けが中心

この会社の要点

主なリスク 新工場の軸足は医薬・製薬向け

東北クリーン工場は、医薬・製薬業界向けを中心とした製品を作ります。 半導体向けの比重が上がる会社かどうかは、この工場の使い方で見えてきます。

強みとリスク
出典 出典一覧(24件)

公式 15件 / 採用 1件 / ニュース 8件

01立ち位置

何の会社として比べるか

アソーは、袋の清浄度で選ばれるポリ袋メーカーです。 半導体向けには、静電気を防ぎながら微粒子を出さない袋を作ります。

清浄度

袋の中の微粒子は、一般のポリ袋とどれだけ違うか

クリーンポリ袋の製品ページ

袋内面の微粒子数(管理粒径2μm、平均)

個 · 生産後1週間程度の袋を検体にした比較
  • 一般ポリ袋 129,206個
  • アソー クリーンポリ袋 98個
クリーンルーム用の帯電防止袋

ハイクリーン永久帯電防止袋

クリーンルームの中で作る超清浄タイプの帯電防止袋で、半導体業界のクリーンルームでも使えます。 清浄度ISOclass6(クラス1000)のクリーンルームで製袋し、界面活性剤や金属を練り込みません。 内面の表面固有抵抗は平均2.14×10¹⁰Ωです。 内包装はクリーンルーム内で脱気密封し、前室で順に外せる2重包装にも対応します。

  • ハイクリーン永久帯電防止袋
  • ハイクリーン永久帯電防止規格袋
半導体・電子デバイス向けの規格サイズ袋

ハイクリーン永久帯電防止規格袋

半導体・電子デバイス分野の包装でよく使われてきたサイズを規格にした袋で、規格サイズは5種類です。 在庫品なので短納期で出荷でき、1箱単位で買えます。 箱ごとの入り数はサイズにより80枚から250枚です。 規格以外の特注サイズも作ります。

  • ハイクリーン永久帯電防止規格袋
電子部品用の導電性ポリ袋

導電袋

ポリエチレンにカーボンブラックを練り込んだ黒色の袋です。 湿度に左右されにくい低い抵抗値を持ち、表面固有抵抗は10⁸~10⁴Ωです。 液晶関連製品や電子部品・精密部品の包装のほか、簡易的なアース用部品にも使えます。

  • 導電袋
極性樹脂を練り込んだ帯電防止袋

永久帯電防止袋

樹脂そのものに帯電防止効果があり、効果が長く続く袋です。 界面活性剤を加えるタイプと違い、袋の表面に界面活性剤がしみ出しません。 表面固有抵抗は10¹¹Ω以下です。

  • 永久帯電防止袋
無添加LDPEのクリーン包装袋

クリーンポリ袋

無添加LDPEを使い、クリーンルームで製袋する会社の定番の袋です。 管理粒径2μmの内面微粒子は平均98個で、一般ポリ袋の129,206個と約1,300倍の差があります。 比べた検体は生産後1週間程度の袋です。 会社は医薬品包装用と半導体部品包装用の生産体制を整えているとしています。

  • クリーンポリ袋
ロットごとに実測するクリーン袋

ハイクリーンポリ袋

クリーンポリ袋の清浄度をさらに高めた上位品です。 ロットごとに袋内面の微粒子数を液中微粒子測定器(2μm〜40μm粒径)で実測して管理します。 医薬品・電子部品の包装工程で使われています。

  • ハイクリーンポリ袋
  • ハイクリーンポリ規格袋
開け閉めできるクリーン袋

クリーンチャック規格袋

清浄度ISOclass7(クラス10000)のクリーンルームで作るチャック袋です。 チャック袋の弱点だったフィルム表裏の清浄性を、自社の新工法で確保しています。 フィルム同士の接着に接着剤を使わず、医薬品のほか電子デバイス分野でも使えます。 規格サイズは5種類で、箱ごとの入り数は150枚から1,000枚です。

  • クリーンチャック規格袋
クリーンルームの消耗品

クリーンルーム用品

袋のほかに、クリーンルームで日々使う消耗品も扱います。 粘着マット、粘着ローラー、ワイパー、インナーグローブです。

  • クリーンルーム用粘着マット
  • クリーン粘着ゴムローラー
  • クリーン粘着ローラー
  • クリーンルーム用ワイパー

02収益

どこで、どれくらい儲けているか

定番は無添加LDPEのクリーンポリ袋の系列で、医薬品や電子部品の包装工程で使われます。 半導体向けには帯電防止袋、導電袋、クリーンルーム用品を組み合わせて売ります。

資本金

0.3億円

本社は大阪市東淀川区豊里にあります。

従業員

26人

関連会社の有限会社アソテックが合成樹脂製品の加工を担います。

決算期

11月30日(年1回)

決算は年に一度です。

設立

1969年11月30日

製品はクリーンポリ袋、ポリシート・チューブ、ラミネート袋、容器内装袋などです。

03強みとリスク

強みと、リスク・検討点

強みは、添加剤を使わない原料とクリーンルーム製袋で、袋を微粒子の出どころにしない点です。 弱みは、新工場が医薬向け中心で、半導体向けの品ぞろえが袋と消耗品に限られる点です。

強み

  • 微粒子の発生を原料から抑える

    一般のポリ袋には添加剤が数百〜数千ppm入り、袋の表面にしみ出して微粒子になることがあります。 アソーは添加剤を使わない無添加LDPEでこの発生を抑えています。 内面微粒子は平均98個で、一般ポリ袋の129,206個と約1,300倍の差です。

    クリーンポリ袋
  • 帯電防止と清浄度を一枚で両立

    ハイクリーン永久帯電防止袋は、界面活性剤(有機物)や金属を練り込まない工法で帯電を防ぎます。 クリーンルームで製袋し、ロットごとに内面微粒子を管理します。 半導体業界のクリーンルームでも使える袋です。

    ハイクリーン永久帯電防止袋
  • 少量でもすぐ買える規格品

    半導体・電子デバイス分野でよく使われるサイズを規格品にし、在庫から短納期で出荷します。 1箱単位で買えるので、生産ロットや納期が合わなかった顧客にも向きます。

    ハイクリーン永久帯電防止規格袋
  • 品質方針は「一粒のパーティクルも許さない」

    品質方針に「一粒のパーティクル混入を許さず」と掲げています。 ISO9001は2003年12月23日に取得し、本社と大阪・箕面・東北のクリーン工場が対象です。

    理念・方針とISO9001認証

リスク・検討点

  • 新工場の軸足は医薬・製薬向け

    東北クリーン工場は、医薬・製薬業界向けを中心とした製品を作ります。 半導体向けの比重が上がる会社かどうかは、この工場の使い方で見えてきます。

    東北クリーン工場の専門誌掲載
  • 新工場はまだ立ち上げの途中

    南相馬市の新工場は竣工しましたが、会社は本格稼働に向けて準備することがまだ多いとしています。

    新工場の竣工式
  • 本社の仮移転が長く続く

    本社は建て替えのため、2028年5月31日まで本社機能を箕面クリーン工場に置く予定です。 期間は工事の進み方で前後する可能性があると会社は案内しています。

    本社一時移転のお知らせ

04待遇

給与、初任給、休日、手当

待遇で分かるのは、会社全体の連続休業と健康づくりの認定です。

年末年始の休業
2025年12月27日から2026年1月4日まで、受注・出荷を含むすべての業務を休みました。 年末年始休業のお知らせ
夏季休暇
2026年8月8日から2026年8月16日までが夏季休暇でした。 夏季休暇のお知らせ
健康づくりの認定
「健康経営優良法人(中小規模法人部門)」と「スポーツエールカンパニー」に認定されています。 認定のお知らせ
中途・未経験の受け入れ
中途採用者にハンデはなく、未経験でも一から教育するとしています。 業務部の社員は、電話で顧客とやり取りすることが多く、敬語やビジネスの言い回しが身についたと話しています。 採用情報

公式の募集状況

現在の募集
公式採用ページは現在、募集を行っていません。
その他
2026-10-15

05拠点と募集状況

会社拠点と、現在の募集状況

製造は大阪・箕面・南相馬のクリーン工場と摂津工場が担います。 大阪クリーン工場には1996年からクリーンルームがあります。 箕面クリーン工場の第一期工事は2021年4月5日に完成し、東北クリーン工場は2026年3月に稼働しました。

会社拠点

箕面クリーン工場(大阪府箕面市)
大阪府箕面市森町西にあるクリーン工場です。
大阪クリーン工場(大阪市東淀川区)
本社と同じ東淀川区豊里にあるクリーン工場です。
東北クリーン工場(福島県南相馬市)
南相馬市の信田沢工業団地にあるクリーン工場です。
摂津工場(大阪府摂津市)
大阪府摂津市鳥飼西にある工場です。
大阪本社(大阪市東淀川区)
本社の所在地は大阪市東淀川区豊里です。
東京営業所(千葉県船橋市)
千葉県船橋市葛飾町にある営業所です。
仙台営業所(仙台市青葉区)
仙台市青葉区花京院にある営業所です。
会社概要

面接で使える技術語

  • 無添加LDPE
  • ブリードアウト
  • 液中微粒子測定
  • 表面固有抵抗
  • 永久帯電防止
  • カーボンブラック練り込み
  • 脱気密封包装
  • 重ね包装と前室

いずれもアソーの製品ページで使われている言葉です。

クリーン袋ができるまで

  1. 添加剤を使わないLDPEを原料にする
  2. 清浄度を管理したクリーンルームで製袋する
  3. ロットごとに袋内面の微粒子数を測る
  4. クリーンルーム内で脱気密封して包装する
公式採用へ

公式の募集状況

現在の募集
公式採用ページは現在、募集を行っていません。
その他
2026-10-15
採用情報

06これから

会社が次に取りにいくもの

これからの焦点は、東北クリーン工場の本格稼働です。 会社は規格品の拡充と、クリーン事業の新しい分野への展開も掲げています。

これからの材料

東北クリーン工場の認証
ISO9001の認証範囲には、本社と大阪・箕面のクリーン工場に加えて東北クリーン工場も入っています。 理念・方針とISO9001認証
規格品の拡充
帯電防止規格袋やチャック規格袋などの規格品を、今後さらに増やす計画です。 代表あいさつ
医療分野への出展
会社は昨年に続き、福島県の医療機器の展示会「メディカルクリエーションふくしま」への出展を案内しました。 展示品はクリーンポリ袋やハイクリーン永久帯電防止袋などです。 出展のお知らせ
新本社
建て替え後の新事務所は2028年6月1日に開く予定です。 本社一時移転のお知らせ

東北クリーン工場の追加認証

東北クリーン工場では、無添加LDPEのハイクリーンポリ袋やチューブロールを作り、ロットごとの内面微粒子管理を工場内で行います。 会社は今後、ISOの追加認証を取る予定です。 工場の製品は医薬・製薬業界向けが中心です。

規格品の品ぞろえを広げる

会社は、ハイクリーン永久帯電防止規格袋やクリーンチャック規格袋などの規格品を、今後さらに増やす計画です。 今の規格品には、ハイクリーンポリ規格袋やUVカットクリーン規格袋もあります。

クリーン事業を別の分野へ広げる

会社は、クリーン事業を水平展開して新しい分野を開発する方針です。 会社は日本薬局方やUSP・EPなど、医薬品向けの規格への対応を掲げています。

新本社の開所

建て替え後の新事務所は2028年6月1日に開く予定です。 工事の進み方で期間が前後する可能性があると会社は案内しています。

07応募の準備

募集再開に備えて、入口を調べる

応募の前に、帯電防止袋とクリーンポリ袋の製品ページを読み、抵抗値と微粒子の数え方を自分の言葉で説明できるようにします。

公式の募集状況

現在の募集
公式採用ページは現在、募集を行っていません。
その他
2026-10-15
採用情報

応募前の3手

  1. ハイクリーン永久帯電防止袋のページで、表面固有抵抗と微粒子の測り方を読む
  2. 採用情報ページで、中途・未経験者を一から教育する方針と業務部の社員の話を読む
  3. 医薬品向けと電子部品向けで、同じクリーン袋がどう使い分けられているかを整理する
公式採用へ

他社との違いを一言で

  • 半導体ウエハー・電子デバイスの包装材

    アキレス

    アキレスはウエハーキャリアや半導体用テープ、帯電防止袋まで、ウエハーと電子デバイス向けの包装材をそろえます。アソーの半導体・電子デバイス向けの品ぞろえは、クリーン袋とクリーンルーム用品です。

  • クリーンルームへの持ち込み方

    ニッタ

    ニッタは滅菌済みのモップやワイパー、ガウンを多重梱包し、外袋を外すだけで上位グレードの部屋へ持ち込めるようにしています。アソーは帯電防止袋を前室で順に外せる重ね包装で出荷できます。

  • 静電気対策の方法

    シシド静電気

    シシド静電気は除電装置や帯電防止剤で、装置や空間の側から静電気を取り除きます。アソーは包装袋そのものに帯電防止性や導電性を持たせます。

参照資料一覧へ

出典24件

ほか16件

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