半導体材料 半導体用フッ素系薬液メーカー
森田化学工業
半導体の洗浄・エッチングに使うフッ酸系薬液を作る老舗
フッ化水素酸を軸に、半導体の洗浄・エッチング用薬液を作る大阪の化学メーカーです。
原料も半導体用薬液も、49%出資の中国合弁で作っています。 この合弁と国内工場の分担が、会社を見るときの要点です。
森田化学工業は わが国で初めてフッ化水素酸を国産化した と自社を紹介するフッ素化合物メーカーです。 半導体向けには フッ化水素酸、バッファードフッ酸、FPM洗浄液など を作ります。 2025年6月期の売上は109億円、経常利益は2.1億円です。
- 2025年6月期 売上 109億円 リチウム電池用材料や光学レンズ用材料も含む全社の数字
- 2025年6月期 経常利益 2.1億円 売上の1.9%
- 浙江森田 半導体用薬液の能力 90,000トン/年 フッ化水素酸、バッファードフッ酸、フッ化アンモニウム液の合計。 森田化学工業の出資は49%
浙江森田新材料の品目別生産能力トン · 年、生産品目4つの合計を分母
- 半導体用フッ化水素酸40,000トン/年
- 半導体用バッファードフッ酸40,000トン/年
- 無水フッ化水素20,000トン/年
- 半導体用フッ化アンモニウム液10,000トン/年
この会社の要点
01立ち位置
何の会社として比べるか
フッ化水素酸と無機フッ素化合物を作り、半導体の洗浄・エッチングに使う液体の薬液を供給します。 原料と半導体用薬液の大きな能力は中国の合弁にあります。
全社の売上と経常利益
全社業績
品目別の生産能力
生産品目4つ
半導体用フッ素系薬液
半導体用フッ化水素酸とフッ化物薬液の製品群です。 フッ化水素酸、フッ化アンモニウム液、バッファードフッ酸に加え、FPM洗浄液とコンタクトホール洗浄液があります。
- コンタクトホール洗浄液
- FPM洗浄液
- 半導体用バッファードフッ酸
- 半導体用フッ化アンモニウム液
リチウム電池用材料(中国)
中国の森田新能源材料(張家港)が六フッ化リン酸リチウム(LiPF6)を作り、生産能力は3,700トン/年です。 泰興にも同じ製品を主に作る法人があります。
- 六フッ化リン酸リチウム(LiPF6)
02収益
どこで、どれくらい儲けているか
2025年6月期は売上109億円、経常利益2.1億円で、経常利益は売上の1.9%でした。 半導体用薬液のほか、電池材料や一般のフッ素化合物も含む全社の数字です。
半導体用薬液 合計90,000トン/年
フッ化水素酸40,000トン/年、バッファードフッ酸40,000トン/年、フッ化アンモニウム液10,000トン/年です。 ほかに無水フッ化水素を20,000トン/年作ります。
03強みとリスク
強みと、リスク・検討点
強みは、原料の無水フッ化水素酸から薬液までを合弁と国内工場でつないでいる点と、フッ化水素酸を扱ってきた長い経験です。
強み
- 原料の無水フッ化水素酸を合弁から調達
堺事業所は、中国の合弁会社から無水フッ化水素酸を年間2万トン輸入し、それを原料に様々なフッ素化合物を作ります。 光学レンズ用フッ素化合物やアルミニウムろう付け用フラックスも堺で作ります。
製造拠点 - 中国で半導体用薬液を量産する能力
浙江森田新材料は2020年1月に半導体用高純度薬液の製造を始めました。 能力はフッ化水素酸とバッファードフッ酸が各40,000トン/年、フッ化アンモニウム液が10,000トン/年です。
国内・海外拠点 - 神崎川事業所が半導体用フッ素化合物を出荷
会社は、神崎川事業所から出荷する半導体用フッ素化合物が、世界で作られる電子部品を支えているとしています。
製造拠点 - フッ化水素酸の取り扱い技術
ドイツ拠点に出向中の社員は、会社がフッ化水素酸を安全に取り扱う技術を持ち、半導体用フッ化水素酸の品質は世界トップレベルだと語っています。 参入障壁の高い技術があるので事業を安定して続けられる、という見方です。
社員紹介 Morita Materials GmbH
04待遇
採用窓口
新卒・キャリアの両方で採用しています。 会社は健康経営優良法人2025(中小規模法人部門)に認定されています。
- 採用入口
- 新卒とキャリアの両方で採用しています。 採用情報 から応募情報へ進めます。
- 製造の社員紹介
- 堺事業所製造課で、新規原料の評価と設備更新の検討を担当する社員の例があります。
- 営業の社員紹介
- 東京営業課と営業管理チームの社員の例があります。
- 海外の社員紹介
- ドイツ拠点でフッ化物の販売と原料調達を担当する社員の例があります。
05勤務地と職種
どこで、どんな仕事をするか
国内の拠点は、大阪本社、東京支店、神崎川事業所、堺事業所です。 社員紹介には、製造、営業、営業管理、欧州での販売・調達の社員が登場します。
主な勤務地・拠点
- 大阪本社
- 大阪市中央区久太郎町、営業部
- 東京支店
- 東京都千代田区九段南
- 神崎川事業所
- 大阪市淀川区東三国、半導体用フッ素化合物の出荷拠点
- 堺事業所
- 堺市西区築港新町、無水フッ化水素酸から各種フッ素化合物を製造
社員紹介にある業務
- 安定製造の補助
- 新規原料の評価
- 設備更新の検討
- 東京での営業
- 営業管理
- 欧州での販売
- 欧州での原料調達
社員紹介に書かれた業務です。
06これから
会社が次に取りにいくもの
会社は半導体プロセス用の高品質なフッ素化合物と、フッ化物ナノ粒子分散液を開発しています。 海外では中国、欧州、米国に拠点を持ちます。
これからの材料
- 半導体材料
- 半導体プロセス用の高品質なフッ素化合物の供給を目指しています。 研究開発 に開発の方針があります。
- 海外展開
- 米国法人は2024年6月に設立した最も新しい海外拠点です。
欧州と米国の販売拠点
2018年8月にドイツのデュッセルドルフでMorita Materials GmbHを、2024年6月に米国ジョージア州でMorita Materials、Inc.を設立しました。 どちらも森田化学工業の全額出資です。 米国法人の業務内容は、入社前に聞いておきたい点です。
07入口を選ぶ
専攻から、入口を1つに絞る
全社の業績、合弁と国内工場の分担、社員紹介の業務をつなげて、面接で聞く点を決めます。
面接で使う技術語
- 製造
- 原料評価
- 設備更新
- 国内営業
- 顧客対応
- 営業・購買部
- 営業管理
- 文系
- 営業・購買部
- 欧州販売
社員紹介に出てくる業務は、製造、国内営業、営業管理、欧州での販売・調達です。
他社との違いを一言で
- 半導体用フッ酸系薬液
ステラケミファ
超高純度のフッ化水素酸、フッ化アンモニウム溶液、バッファードフッ酸で重なります。ステラケミファは独自の界面活性剤を加えたバッファードフッ酸や、アルミニウムのエッチングを抑えた酸化膜エッチング液も持ちます。森田化学工業はFPM洗浄液とコンタクトホール洗浄液を持ちます。
- 半導体用フッ素系材料
関東電化工業
関東電化工業の半導体向け製品は、成膜、エッチング、クリーニングに使う特殊ガスです。森田化学工業の半導体向け製品は、フッ化水素酸などの液体の薬液です。
- エッチング材料
ダイキン工業
ダイキン工業はウェットとドライの両方のエッチング材料を供給し、両方を供給できるのは自社だけとしています。界面活性剤入りのバッファードフッ酸BHF-Uもあります。森田化学工業の半導体向け製品は液体の薬液です。
出典17件
- 公式 会社概要
- 公式 国内・海外拠点
- 公式 製造拠点
- 公式 研究開発
- 公式 事業領域
- 公式 半導体用フッ素系薬液
- 公式 半導体用フッ化水素酸
- 公式 半導体用バッファードフッ酸
ほか9件
- 公式 FPM洗浄液
- 採用 採用情報
- 採用 採用FAQ
- 採用 社員紹介 堺事業所製造課
- 採用 社員紹介 Morita Materials GmbH
- 公式 ステラケミファ 半導体関連製品
- 公式 関東電化工業 特殊ガス製品
- 公式 ダイキン工業 半導体用エッチング剤
- 公式 製品情報