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半導体検査装置 ディスプレイドライバーIC・イメージセンサー検査装置

ウインテスト

スマホやテレビの表示用ICを測る横浜の検査装置メーカー

ディスプレイドライバーICとイメージセンサーの検査装置を作る会社です。
2026年12月期の売上予想16億円の69.6%は新規事業で、本業の半導体検査装置は5.0億円の計画です。

ウインテストは 売上の56.5%が中国向け の検査装置メーカーです。 2026年12月期中間期は 新株予約権の行使 で資本金と資本準備金を増やしました。

  • 2025年12月期 売上高 4.2億円 前期比2.9%増。 受注残高は4.9億円
  • 2025年12月期 営業損益 -12億円 棚卸資産評価損6.0億円を売上原価に計上
  • 2026年12月期中間期 売上高 1.7億円 前年同期比18.0%増、営業損失は−3.9億円

2025年12月期の地域別売上高

  • 中国2.4億円
  • 日本1.6億円
  • 台湾0.1億円
  • インドネシア262万円

この会社の要点

向いている入口 ハード開発課

電子回路設計やPCB CADの経験を持つ人と、大学・大学院の新卒者。 募集要項の歓迎経験は開発部の全3課に共通です。

入口を選ぶ
主なリスク 中国と上位3社への売上集中

2025年12月期は中国向けが2.4億円で売上の56.5%を占めました。 上海精積微半導体技術向けが29.3%、名古屋科学機器向けが14.0%、江蘇匯成光電向けが10.1%で、上位3社で53.3%になります。

強みとリスク
出典 出典一覧(18件)

公式 14件 / IR 3件 / 採用 1件

01立ち位置

何の会社として比べるか

ウインテストは、表示用ドライバーICとイメージセンサーを測るテスターを主力とするメーカーです。 2025年12月期の売上高は4.2億円で、56.5%を中国の顧客が占めました。

通期実績

2024年12月期と2025年12月期の売上高と営業損益

2025年12月期 決算短信

売上高

億円 · 決算短信
  • 2024年12月期 4.1億円
  • 2025年12月期 4.2億円

営業損益

億円 · 決算短信
  • 2024年12月期 −10億円
  • 2025年12月期 −12億円
2024年12月期と2025年12月期

どの国・地域へ売っているか

有価証券報告書の販売実績

2025年12月期の地域別売上高

億円 · 国・地域別の販売実績
  • 中国 2.4億円
  • 日本 1.6億円
  • 台湾 0.1億円
  • インドネシア 262万円

2024年12月期の地域別売上高

億円 · 国・地域別の販売実績
  • 中国 2.6億円
  • 日本 1.1億円
  • インドネシア 0.4億円
半導体テスター

ディスプレイドライバーIC検査装置

液晶・有機ELパネルを駆動するドライバーICの良否を判定する装置です。 高速ドライバーIC向けのWTS-9000はI/O信号1.6Gbps、最大1024ピンで、最大32個のICを同時に測定します。 テレビ用ドライバーIC向けに4.5ギガビットパーセカンドの超高速Driverも積みました。

  • WTS-9000
半導体テスター

高速ドライバーIC検査装置

WTS-577SRはWTS-577を改良した機種です。 最大駆動周波数2Gbps、最大データ転送速度11Gbpsで、検査速度を大きく上げました。 スマートフォン向けのMIPIとテレビ向けのmini-LVDS・P2Pに1台で対応し、最大512のI/Oチャンネルを備えます。

  • WTS-577SR
半導体テスター

イメージセンサー検査装置

WTS-311NXはCCD・CMOSイメージセンサーをウエハーの段階と完成品の段階で検査する装置です。 最大4個を同時に測り、画素データをアナログ80MHz、デジタル200MHzで取り込みます。 WTS-311をもとにロジックテストへの対応や画像処理の高速化を加えました。

  • WTS-311NX
  • WTS-311
半導体テスター

汎用ロジックIC検査装置

WTS-3000はテスターとテストヘッドを一体にしたロジックIC検査装置です。 水冷を使わず空冷を貫き、I/O周波数50MHz/100MHz、256ピンで重量は55Kgです。 ウエハー検査とハンドラーでのチップ検査に対応する標準インターフェースを載せています。

  • WTS-3000
前工程検査装置

ウエハ・アクセプタンス・テスト装置

WTS-511はウエハーのスクライブライン上のテスト構造を測るウエハ・アクセプタンス・テスト(WAT)装置で、プロセス制御モニタリングにも使います。 全チャンネルが同時に並列動作し、従来のLCR方式の容量測定に代えて直接電荷測定を使えます。 測定ピンは最大48ピンです。

  • WTS-511

02収益

どこで、どれくらい儲けているか

連結は半導体検査装置事業の単一セグメントで、2025年12月期は売上高4.2億円に対し営業損失−12億円でした。 2026年12月期の会社予想は、売上の69.6%を新規事業に見込みます。

2025年12月期 売上高・営業損失

売上高4.2億円 / 営業損益−12億円

売上高は前期比2.9%増えました。 子会社を中心に棚卸資産評価損6.0億円を計上し、損失が広がりました。 営業キャッシュ・フローは7.5億円のマイナスでした。

2025年12月期 受注高・受注残高

受注高3.6億円 / 受注残高4.9億円

受注高は前期比7.8%減、受注残高は11.9%減でした。 期末の受注残高は年間売上高を上回ります。

2026年12月期中間期 売上高・営業損失

売上高1.7億円 / 営業損益−3.9億円

売上高は前年同期の1.4億円から18.0%増えました。 営業損失は前年同期の−3.7億円から広がりました。

2026年12月期 会社予想

売上高16億円 / 営業利益0.5億円

売上高は前期比287.4%増の予想です。 内訳では半導体検査装置事業が5.0億円、液体レンズが7.0億円です。

2026年12月期 会社予想の売上高内訳

億円 · 2025年12月期 決算短信
  • 液体レンズ(RYUGU) 7.0億円 予想全体の42.1%
  • 半導体検査装置事業 5.0億円 予想全体の30.4%
  • 自重補償機構 2.0億円 予想全体の12.0%
  • 3D-X線診断装置 WTS-CT130 1.5億円 予想全体の9.0%
  • 強アルカリ水素イオン洗浄水 0.5億円 予想全体の3.3%
  • ヘルスケア管理システム 0.5億円 予想全体の3.1%

受注高と受注残高

2025年12月期 · 有価証券報告書
  • 受注高 3.6億円
  • 売上高 4.2億円
  • 期末受注残高 4.9億円

03強みとリスク

強みと、リスク・検討点

強みは、ドライバーICを多数個同時に測る高速テスターと、売上の半分を開発に投じる技術者中心の体制です。 弱みは、中国の少数の顧客に売上が集まり、損失が続いている点です。

強み

  • ドライバーICの多数個同時測定

    WTS-9000はデジタイザを最大3584ピン積み、ICを最大32個同時に測ります。 グレースケールデータの取り込み速度と精度も大きく改良しました。 量産現場向けにデバッグ機能を足したGUIも備えます。

    製品情報 WTS-9000
  • 研究開発に売上の半分を投じる体制

    2025年12月期の研究開発費は2.1億円で、売上高4.2億円の50.4%でした。 提出会社の従業員49名のうち34名が開発部門に属します。

    有価証券報告書 第33期
  • ローエンドからハイエンドまでの装置ラインナップ

    256・512・1024チャンネル、周波数400Mhzの汎用ロジックIC検査装置を、国内・台湾・中国の顧客向けにWTS-3000、WTS-677、WTS577Lとして発売しました。 これでローエンドからハイエンドまでを網羅する品ぞろえになったと会社は位置づけています。

    2025年12月期 決算短信
  • ウエハーから完成品まで同じ装置で検査

    撮像素子のシリコンウエハー検査からパッケージ完成品検査までを同じ装置で行えると、ウインテストは説明しています。 液晶・有機ELではアレイ検査から表示検査までを扱います。

    検査装置とは

リスク・検討点

  • 中国と上位3社への売上集中

    2025年12月期は中国向けが2.4億円で売上の56.5%を占めました。 上海精積微半導体技術向けが29.3%、名古屋科学機器向けが14.0%、江蘇匯成光電向けが10.1%で、上位3社で53.3%になります。

    有価証券報告書 第33期
  • 損失の継続と継続企業の注記

    2025年12月期の営業損失は−12億円、営業キャッシュ・フローは7.5億円のマイナスでした。 有価証券報告書は「継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております」と記載し、重要な不確実性が存在すると認識しています。

    有価証券報告書 第33期
  • ドライバーIC工場の投資凍結

    2025年は主力市場の中国・台湾でドライバーIC工場の設備投資凍結が続き、受注と売上が低調でした。 民生・産業用向けの半導体製造設備投資は、前年比でマイナス成長になったと会社は説明しています。

    2025年12月期 決算短信
  • 新株予約権の行使による資金調達

    2026年12月期中間期は新株予約権の行使で資本金と資本準備金がそれぞれ1.9億円増えました。 自己資本比率は前期末の37.4%から52.8%に上がった一方、中間期の営業キャッシュ・フローは2.6億円のマイナスでした。

    2026年12月期 中間決算短信

04待遇

給与、初任給、休日、手当

提出会社の平均年間給与は527万3,272円で、平均年齢は53歳7か月です。 勤務はフレックスタイム制で、完全週休2日制をとります。

平均年間給与
2025年12月期の提出会社は従業員49名、平均年齢53歳7か月、平均勤続年数19年9か月、平均年間給与527万3,272円です。 有価証券報告書 第33期 の従業員の状況に載ります。
給与と賞与
給与は会社の給与規定により優遇し、昇給は年1回、賞与は年2回です。 年1回のインセンティブ制度もあります。 条件は 採用情報 募集要項 に載ります。
勤務時間と休日
8時間勤務のフレックスタイム制で、コアタイムは9:30〜17:30です。 休日は完全週休2日制(カレンダーに準拠)と年末年始で、大阪事業所は事業所勤務規程によります。 採用情報 募集要項
その他の待遇
交通費全額支給、各種社会保険完備、ストックオプション制度があります。 採用情報 募集要項

05勤務地と職種

どこで、どんな仕事をするか

本社は横浜駅に近い横浜市西区平沼にあり、開発拠点は横浜本社・大阪事業所・中国の武漢工場の3か所です。 武漢工場はウインテスト製の検査装置を製造しています。

主な勤務地・拠点

本社
神奈川県横浜市西区平沼1丁目2-24 横浜NTビル1階横浜駅東口から徒歩8分
大阪事業所
大阪府大阪市北区長柄中3丁目13-10 YDKビル採用募集要項の勤務地
ウインテスト武漢工場
偉恩測試技術(武漢)有限公司、中国湖北省武漢市検査装置の製造、改版・共同開発、中国の半導体メーカーへの販売とサポート
会社概要

募集職種と歓迎する経験

  • ハード開発課
  • ソフト開発課
  • テスト技術課
  • 電子回路設計
  • プリント基板CAD
  • 半導体検査装置の経験

募集人数は各課若干名で、大学・大学院の新卒者も対象です。

応募の流れ

  1. 人事・CSR室の採用担当へ採用状況を問い合わせる
  2. 会社の担当者から応募についての連絡を受ける
  3. 必要書類を横浜本社の採用担当へ送る
公式採用へ

06これから

会社が次に取りにいくもの

会社は車載向けの高電圧ロジックオプション、SoC向けの小型検査装置、前工程のウエハー検査装置で半導体検査の領域を広げる計画です。 並行して液体レンズなど半導体以外の新規事業に売上の多くを見込みます。

これからの材料

高電圧ロジックオプション
国内顧客向けに高速・高電圧ロジックオプションの開発を決め、2026年中の完成と出荷開始を目指すと 有価証券報告書 第33期 に載ります。
次世代ドライバーIC向け
次世代向けに4.0Gbpsを発生する高速リソース(USDR)を開発中で、2026年末で開発を終えて顧客への提供を始める計画です。 2026年12月期 中間決算短信
パワー半導体とSLT
パワー半導体向け検査装置は2026年末を目途にプロトタイプを設計・開発しています。 2027年にはシステムレベルテストに対応する検査装置の開発を有力顧客と始めます。 2026年12月期 中間決算短信

車載向けの高電圧ロジックオプション

車載用途の半導体が増え、高電圧に対応した検査の需要が高まっていると会社はみています。 他社が高電圧化に慎重ななか、国内顧客向けの高速・高電圧ロジックオプションの開発を決め、2026年中の出荷開始を目指しています。 国内顧客から引き合いを受けた段階で、2026年中の完成と出荷開始は会社の目標です。

SoC向けの小型ロジック検査装置

WTS-3000の機能を広げ、小型で低コストに運用できるSoC(AI周辺半導体)向けロジックIC検査装置を開発します。 横浜本社、大阪事業所、武漢の子会社の技術陣が共同で取り組みます。

前工程のウエハー検査への参入

関連会社の前工程検査装置を大阪事業所でノックダウン生産する計画です。 クラス1000程度のクリーンルームを建て、台湾、シンガポール、韓国、インドを市場に据えます。 WTS-511の発売は2025年1月28日に開示しました。

半導体以外の新規事業への傾斜

2026年12月期の売上予想16億円のうち、液体レンズが7.0億円、自重補償機構が2.0億円です。 半導体検査装置事業は5.0億円の計画で、予想全体の30.4%にとどまります。 会社予想です。新規事業の受注動向は見通すことが難しいと会社自身が記載しています。

07入口を選ぶ

専攻から、入口を1つに絞る

ドライバーIC、イメージセンサー、ロジックICのどの装置に関わりたいかを決め、ハード・ソフト・テスト技術の3課から応募先を選びます。

開発部

ハード開発課

開発部の3課の1つです。 募集要項は開発部全体で、ロジック・アナログ電子回路設計とPCB CADの経験者を歓迎しています。

採用情報 募集要項
開発部

ソフト開発課

開発部の3課の1つです。 募集要項は開発部全体で、システムエンジニアとソフトウェア開発の経験者を歓迎しています。

採用情報 募集要項
開発部

テスト技術課(アプリケーションエンジニア)

開発部の3課の1つで、アプリケーションエンジニアの募集です。 募集要項は開発部全体で、半導体検査装置の経験者を歓迎しています。

  • イメージセンサー
  • 同時測定
採用情報 募集要項

応募前の3手

  1. WTS-9000、WTS-311NX、WTS-3000の製品ページで、対象デバイスと同時測定数を比べてノートに書く
  2. 2025年12月期の中国向け売上56.5%と、上位3社への集中53.3%を自分の言葉で説明できるようにする
  3. 募集要項の3課、横浜と大阪の勤務地、フレックスタイム制を読み、採用担当へ採用状況を問い合わせる
公式採用へ

面接で使う技術語

  • アナログ回路設計
  • ロジック回路設計
  • プリント基板設計
  • 高速I/O
  • 装置制御ソフト
  • C#
  • GUI
  • データ転送
  • テストプログラム
  • ドライバーIC

募集要項は電子回路設計、PCB CAD、ソフトウェア開発、半導体検査装置の経験者を歓迎しています。

他社との違いを一言で

  • SoC・先端デジタルIC向けテスター

    アドバンテスト

    V93000は単一のスケーラブルなプラットフォーム戦略を取り、EXA Scale世代は先端デジタルICを対象にしています。ウインテストのSoC向け装置は、WTS-3000を拡張した小型・低コストの機種として開発中です。

  • ドライバーICを含む量産用テスター

    Cohu

    Diamondxは5スロットから40スロットまでの構成で、500個を超える同時測定に対応し、フラットパネルディスプレイのドライバーICも対象に挙げています。ウインテストのWTS-9000はドライバーIC向けに特化し、最大32個を同時に測ります。

  • 高性能デジタル・電源IC向けテスター

    テラダイン

    UltraFLEXはIG-XLソフトウェアでテストプログラムの開発を速め、対象デバイスにモバイル向け電源管理ICを挙げています。ウインテストは汎用ロジックIC向けにWTS-3000、WTS-677を発売しました。

参照資料一覧へ

出典18件

ほか10件

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