フロアプランニングとは
フロアプランニング(Floorplanning)とは、チップや設計ブロックの外形、主要なマクロ、端子、電源網、配線の通り道を決める物理設計です。細かなセルを配置する前に、全体の空間を割り当てます。
面積を詰めればチップを小さくできます。一方、配線の空間が足りないと混雑と遅延が増えるため、回路の接続を考えて余白を設けます。
フロアプランニングの仕組み
Section titled “フロアプランニングの仕組み”メモリなどの大きなマクロを置き、接続先との距離と配線経路を確保します。電源供給、端子配置、配置禁止領域も含めてセルが使える領域を決めます。1
配置配線の前提を作り、電源供給網が必要な電流を運べる空間も確保します。大きなマクロを並べるだけでは、信号と電源の経路は成立しません。
前後の工程と、処理する順番
Section titled “前後の工程と、処理する順番”回路の規模と接続を確認し、外形とマクロ位置、端子と電源網を設定します。概略配置と配線で混雑とタイミングを見積もり、必要な場所へ余裕を戻します。1
初期の見積もりを最終配線後の結果と比較します。配置を変えると距離だけでなく、配線層、バッファ数、電源網の負担も変わります。
処理後に確認すること
Section titled “処理後に確認すること”利用率、マクロ間の通路、配線混雑、長い接続、電源の到達性、タイミングを確認します。
見積もりで良くても局所的な混雑は残ります。平均利用率だけでなく、マクロの角や端子の集中する場所を確認し、配線禁止領域の設定も見直します。
トレードオフ
Section titled “トレードオフ”余白を増やすと配線しやすくなりますが面積が増えます。重要な経路、電源とクロックの空間を先に確保し、全体の利用率を決めます。
よくある質問(FAQ)
Section titled “よくある質問(FAQ)”フロアプランニングは何をする工程ですか?
チップや設計ブロックの外形、主要なマクロ、端子、電源網、配線の通り道を決める物理設計です。細かなセルを配置する前に、全体の空間を割り当てます。
どの段階で行いますか?
回路の規模と接続を確認し、外形とマクロ位置、端子と電源網を設定します。概略配置と配線で混雑とタイミングを見積もり、必要な場所へ余裕を戻します。
何を管理しますか?
利用率、マクロ間の通路、配線混雑、長い接続、電源の到達性、タイミングを確認します。
比較・違いを学ぶ
Section titled “比較・違いを学ぶ”1件を表示
- 1フロアプランニングの公式技術資料synopsys.com ・ 2026年10月12日閲覧 ab