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VOL.04 先端パッケージングの寸法 第 1 回 / 全 42 回

インターポーザとRDL:2 µm が工場の境目

RDL の線幅を 2 µm より細くすると、ポリマーとめっきで作るパッケージ工程の作り方では間に合わず、前工程の装置で作ることになります。線幅の下限を決める仕組みと、バンプの種類の違いも整理します。

20 分 基礎 式 6 図 3 出典 9

この回の目次(5 節)
  1. §1 板と配線の実体
  2. §2 2 µm の断層
  3. §3 「横に何 µm 削り抜くか」が、そのまま下限になる
  4. §4 2 µm の下限は、式が先に言い当てている
  5. §5 バンプの呼び分け

この回で示すこと

  1. 2 µm は製法の境目で、上はポリマーと電解めっき(パッケージ工程)、下は PECVD・Cu ダマシン・CMP(前工程)。
  2. 下限を決めるのは横に溶かす量で、失う割合は 。これが 24〜30% に達する点で、サブトラクティブ法は 25 µm、セミアディティブ法は 2 µm に止まる。
  3. バンプの呼び分けははんだの量で分かれ、C4 は溶けて自己整合し、C2 とハイブリッドボンディングは実装機が止めた位置が最終位置になる。
製法が切り替わる RDL の線幅 2 µm
サブトラクティブ法の下限 25 µm
下限を決める 2t/w の値 24 〜30%

RDL の線幅を、2.5 µm から 1.8 µm へ。0.7 µm 細くするだけの変更です。同じ工場の同じ装置で、条件を詰めれば届くのでしょうか。

届く手前で止まります。この 0.7 µm のあいだに、製法が丸ごと入れ替わる断層が 1 本走っています。

RDL は「再配線層」と訳されます。チップのパッド配置を別の配置へ引き直すための層で、細いか太いかは要求に応じて選ぶ程度の差、と受け取っていました。

実際には、2 µm のところに製法の断層があります。

L/S が 2 µm 以上なら、ポリマーを塗って電解めっきで銅を引く。これはパッケージの作り方です。2 µm を切ると、PECVD で絶縁膜を積み、Cuダマシンで埋め、CMP で平坦化する。前工程、つまりBEOLの作り方そのものになります。

同じ「RDL」という一語で呼ばれていますが、別の工場の別の装置で、コスト構造も別です。RDL の L/S を仕様に書くときは、この線をまたぐかどうかを先に見てください。「あと少しだけ細く」が桁でコストを動かす場所が、ちょうどここにあります。

図 01
A. L/S 2 µm に製法の断層がある PECVD + Cu ダマシン + CMP 前工程(BEOL)の装置一式が要る ポリマー + 電解めっき(ECD Cu) パッケージ工程 2 µm 0.4 1 5 10 µm L/S ← 細い 太い → Si ブリッジ 前工程で作る Shinko i-THOP 2 µm(2013) ビア 10 µm、パッド ピッチ 40 µm、径 25 µm B. 手順が逆。だから細さの限界が割れる 2 µm 以上:要るところにだけ銅を盛る ポリマー塗布 4〜7 µm、1 h ビア開口 リソ+エッチ Ti/Cu シード 175〜200 °C レジスト型 開口部だけ ECD めっき 室温 レジスト剥離 シードエッチ レジストの厚みで細さが頭打ち、最後のシードエッチで細い線ほど痩せる。これが 2 µm の下限をつくる 2 µm 未満:全面に埋めて、削り落とす PECVD 絶縁膜 無機膜を積む 溝を掘る 溝寸法=配線寸法 バリア+シード 全面に付ける Cu を全面に埋める 溝の外にも積もる CMP で削り落とす 余分だけ除去 レジストの厚みもシードエッチも無いので、サブミクロンまで届く。代金は PECVD・CMP・バリア成膜の装置一式
L/S 2 µm に製法の断層があります。この線より太ければポリマーと電解めっき、細ければ PECVD と Cu ダマシンと CMP。同じ RDL という語でも、別の工場の別の装置で、コスト構造も別になります。細さの限界が割れる理由は、上段の工程の中にあります。

板と配線の実体

SoCとHBMのあいだをつなぐ「板」は、素材と貫通穴の有無で呼び分けられます。シリコンに穴を開けるほうは設計と工程の最適化が 2012 年に報告され1、ガラスに穴を開けるほうは2.5D パッケージの熱性能として 2023 年に測られています2。

名前素材縦の穴使われ方
TSVインターポーザシリコンTSV(through-silicon via)2.5D、CoWoS-S
有機インターポーザ樹脂ビア2.3D、CoWoS-R
ガラスコア基板/インターポーザガラスTGV(through-glass via)3.3D、ガラスパッケージ
再構成インターポーザ(RI)樹脂+シリコン片TIV、TMVCoWoS-L

板の表面に描く水平の配線が RDL(redistribution layer、再配線層)です。チップのパッド配置を、載せたい先の配置へ引き直すためにあります。

2 µm の断層

RDLの細さは L/S(線幅/間隔)で書きます。2.5D/3D 集積で使う RDL の作り方は一覧としてまとめられています3。ここに製法の境目があります。

L/S作り方素性
2 µm 以上ポリマー + 電解めっき(ECD Cu)パッケージ工程
2 µm 未満PECVD + Cuダマシン + CMP前工程

下の段は、BEOLの配線をそのまま作る手順です。つまり2 µm を切った時点で、インターポーザは「パッケージ部品」から「半導体プロセスで作る部品」へ変わります。

上の段:要るところにだけ銅を盛る

  1. ポリマーを塗る。PI(ポリイミド)かBCBをスピンコートして1時間キュア。4〜7 µm の絶縁層になります
  2. 穴を開ける。フォトレジストとリソでビア位置を開口し、ポリマーをエッチング、レジストを剥がす
  3. シード層をスパッタする。Ti/Cu をウェーハ全面へ、175〜200 °C で。ポリマーは絶縁体なので、電気めっきには電気の通り道が要る。その下地をまず全面に貼ります
  4. レジストで型を作る。配線を通したいところだけ開口する
  5. 電解めっき(ECD)。室温で、開口部にだけ銅が育ちます
  6. レジストを剥がし、シードをエッチングする。めっきした銅の配線だけになります
  7. 1〜6を繰り返して RDL2、RDL3 と積む

下の段:全面に埋めて、削り落とす

Cuダマシンは順番が逆です。絶縁膜に溝を掘り、バリアとシードを付け、全面に銅を埋めて、CMPで余分を削り落とす。溝の寸法がそのまま配線寸法になります。

細さの限界が割れる理由は、上の段の工程の中にあります。レジストの厚みと現像で細さが頭打ちになり、最後のシードエッチが配線の横も削るので、細い線ほど痩せる。ダマシンはこの2つから自由で、サブミクロンの RDL パターニングが報告されています4。

代わりにダマシンは、PECVD・CMP・バリア成膜という前工程の装置一式を要求します。2 µm の断層は、この一式を持ち込むかどうかの線です。

「横に何 µm 削り抜くか」が、そのまま下限になる

「細い線ほど痩せる」の中身は、1 つの規則にまとまります。セミアディティブで 5 µm を切る線を作った報告は2013 年に出ていて5、そこで効いてくる薬液側の条件は2015 年にまとめられています6。ウェットエッチは等方的です。深さ方向に進むのと同じだけ、横にも進む。だから subtractive(べた膜を積んでから不要な所を溶かす)で作るときは、フォトマスクを、削る金属の厚みの最大2倍ぶん大きく描く必要があります。そうして初めて設計どおりの幅になる。この補正を etch factor(補正係数)と呼びます。

semi-additive(型を作って要る所だけめっきする)には、etch factor が不要です。理由は単純で、エッチで抜くのが導体まるごとより手前、下地のシード層だけだから。この初期堆積の厚みは semi-additive で 1 µm 未満、subtractive では数 µm です。

この1つの規則で、3つの製法の下限が並びます。

製法横に削り抜く厚み片側の食い込み実際の下限
subtractive エッチ導体まるごと(数 µm)数 µm式から線幅 25 µm
semi-additive(ポリマー+ECD)シードだけ(1 µm 未満)1 µm 未満2 µm
Cu ダマシン横は無傷(溝が幅を与え、CMP は上から削る)ゼロサブミクロン

下限を式にする

この規則を 3 段でたどると、下限が計算で出ます。

エッチが等方的だということは、深さ方向へ 進むあいだに横方向へも 進む、ということです。片側の食い込み量 (µm)は、溶かして落とす層の厚み (µm)に等しくなります。

線は左右の両側から食われるので、設計の線幅 (µm)に対して、出来上がりの線幅 (µm)は

失う割合は で割って

分子は製法だけで決まり、分母だけが設計で動きます。だから「工程はそのままで線だけ細くする」と、失う割合が反比例で膨らみます。「マスクを金属厚の最大 2 倍ぶん大きく描け」という etch factor は、この を先に足しておけ、という意味です。

semi-additive の初期堆積は「1 µm 未満」なので、 とします。

設計の線幅 失う割合出来上がり
25 µm2.4%24.4 µm
5 µm12%4.4 µm
2 µm30%1.4 µm

2 µm を狙って 1.4 µm が出てきます。マスクを 2.6 µm に描けば 2.0 µm にはなりますが、隣との間隔はその 0.6 µm ぶん狭くなるので、L/S 2/2 µm のつもりが 2/1.4 µm になる。細くする努力が、痩せる量に食われて帳尻が合わなくなる場所です。

この割合が製法どうしを同じ物差しに載せます。サブトラクティブの下限 25 µm を、「導体まるごと、数 µm」から として計算すると

セミアディティブの 30% と、ほぼ同じ数字です。2 つの製法は、初期堆積の厚みが 10 倍離れ、下限も 12 倍離れているのに、止まっている位置での「失う割合」は 24% と 30% で揃っている。下限は装置の限界そのものより、この比が我慢できなくなる場所だ、ということになります。

ダマシンだけが別で、横が無傷なので 、失う割合はゼロ。だから比が保たれ、サブミクロンまで行けます。この式は「線幅の誤差は相対値より絶対値で一定に出る」とも言っています。 が線幅によらず一定だからです。

図 02
A. 何を溶かして落とすかで、片側の食い込み u = t が決まる サブトラクティブ u u t もとのべた膜 溶かすのは導体まるごと t = 3 µm(数 µm) 下限は 25 µm(式から) セミアディティブ シードだけを溶かす t 溶かすのはシードだけ t = 0.3 µm(1 µm 未満) 下限は 2 µm ダマシン CMP は上から削る Cu 横は無傷 t = 0、失う割合はゼロ 下限はサブミクロン B. 失う割合 2t / w。分子は製法が決め、分母だけが設計で動く 失う割合 30% 20% 10% 0 ダマシン 2 µm 5 10 25 µm L/S 2 µm → 30%(1.4 µm に痩せる) 5 µm → 12% 25 µm → 2.4% サブトラクティブ 25 µm = 24%(t = 3 µm) どちらの製法も、この帯で止まっている ダマシンは t = 0 なので割合はゼロ。だから比が保たれ、サブミクロンまで届く
横に溶かす層の厚み t が、そのまま片側の食い込みになります。失う割合 2t/w は、分子を製法だけが決め、分母だけが設計で動くので、線を細くするほど反比例で膨らみます。サブトラクティブの 25 µm もセミアディティブの 2 µm も、この比が 24〜30% に達したところで止まっていて、横が無傷のダマシンだけがこの帯に入りません。

2 µm の下限は、式が先に言い当てている

下限がどこに来るかは、 が 24〜30% に達する を解けば出ます。

サブトラクティブは導体をまるごと溶かすので は数 µm。 で比を 24% とすると(この記事での計算)

セミアディティブはシードだけなので 。 で比を 30% とすると

2 つの製法は初期堆積の厚みが 10 倍離れ、下限も 12 倍離れているのに、止まる位置の「失う割合」は同じ帯に入ります。下限は装置の限界そのものより、この比が我慢できなくなる場所だということです。

2 µm のほうは、実装された数字として残っています。2014 年に報告されたビルドアップ基板+薄膜 Cu RDL の構成7では、厚み・線幅・間隔が 2 µm、ビアが 10 µm。この構成で問題になったのは線幅より基板の平坦度で、基板と薄膜層を別々に作って後で貼り合わせる解が出ています。貼り合わせには感光性誘電体(PID)か味の素ビルドアップフィルム(ABF)を使い、そのあと薄膜層と接着層を貫くビアを開けて Cu で埋める。チップ間の横の配線を 2 µm 幅で通すために、基板の作り方そのものを 2 工程に割った格好です。

2019 年のファンアウトの総説8でも、めっきで引く RDL の細さはこの帯のままです。5 年たっても同じ位置にいる理由は、同じ比が両方の製法へ同時に乗っているからと読めます。

装置側にも、断層がもう1つあります。線が細くなる途中で、露光機がプロキシミティのマスクアライナから投影露光へ移る。2 つの断層が突きつけるのは同じことです。前工程の装置を、どこまで持ち込むか。

1 つのパッケージの中で断層をまたぐ作りもあります。シリコンの橋を半導体プロセスで作ってダイシングし、ファンアウトの封止樹脂(EMC)の中へ埋め込む構成です。橋の上を通った信号は EMC を貫くビア(TMV)で下面へ降り、C4 バンプでパッケージ基板へ渡る。橋そのものは前工程の産物で、その周りだけがパッケージ工程。2 µm の断層が 1 つの部品の中に同居しています。

バンプの呼び分け

板とチップ、板と基板をつなぐ縦のつなぎ目も名前が割れています。細いピッチ側の実装は、熱圧着ボンディングの装置条件として報告されています9。

名前中身立ち位置
C4バンプはんだボール板と基板のあいだ。太い
C2バンプ(µbump)Cuピラー + はんだキャップチップと板のあいだ。細い
ハイブリッドボンディングCuパッドどうしの直接接合いちばん細い

C4 は、ピッチを詰めると隣とショートします。そこではんだの代わりにCuの柱を立て、先端にだけはんだを載せたものが C2 です。

C4 バンプの作り方は、上の段の RDL とまったく同じ形をしている

C4 バンプの手順を追うと、さきほどの「上の段」と 1 対 1 で重なります。

  1. UBM をスパッタする。Ti か TiW、続けて Cu をウェーハ全面へ。under bump metallurgy(UBM)と呼びますが、役割は RDL のシード層と同じで、合計の厚みも同じく 1 µm 未満の桁です
  2. レジストで型を作る。バンプの高さぶんを得るために厚いレジストを乗せ、バンプマスクで露光して開口する
  3. UBM の上に Cu をめっきし、続けてはんだをめっきする。ウェーハを陰極にして、直流かパルス電流を流す
  4. 必要な高さに届かせるため、はんだをレジストの上へはみ出させる。きのこ形になります
  5. レジストを剥がし、Ti-Cu/TiW-Cu を過酸化水素かプラズマで除去する
  6. フラックスを付けてリフローする。表面張力で、なめらかな切頭球の C4 バンプになる

C2 は、このうち 3 ではんだの代わりに Cu を厚くめっきし、先端にだけはんだキャップを足すだけの違いです。型を作って要るところにだけ盛り、最後に下地を溶かして落とす——セミアディティブそのものが、100 µm 級の縦のつなぎ目でも使われています。

ここで効いてくるのが、UBM の合計厚みです。セミアディティブの初期堆積と同じ 1 µm 未満の桁で、溶かして落とす が、2 µm の RDL でも 100 µm 級のバンプでも同じ帯にいる。

もう 1 つ、レジストの開口はパッド開口より広く取ります。設計より大きく描いておく、という etch factor と同じ操作が、100 µm 級のバンプでも要る。マスクをどれだけ大きく描くかは、あとで横に何を落とすかで決まる——上の段の RDL も C4 バンプも、同じ 1 つの規則の下にいます。

細いピッチで Cu ピラーをつなぐ側の装置条件は、熱圧着の側から報告されています9。C2 が細さ以外でも有利なのは、材料が入れ替わるからです。銅の熱伝導率は 400 W/(m·K)、抵抗率 0.0172 µΩ·m。はんだは 55〜60 W/(m·K)、0.12〜0.14 µΩ·m。熱で7倍、電気で1桁近い差です。細くできるうえに熱も電気も良くなる、という珍しく素直な置き換えです。

抵抗率の表には、銅より低い金属が 1 つ載っています。銀の 1.62 µΩ·cm(Cu は 1.72 µΩ·cm)。それでも配線に使われるのは銅のほうで、理由はウィスカ(導電性フィラメント)が伸びること。導体を選ぶときに効くのは抵抗率だけ、という読み方が崩れる例です。

図 03
A. C4 バンプも「型を作って盛り、最後に下地を溶かす」 レジスト開口(パッド開口より広い) 厚いレジスト Cu をめっき はんだをレジストの上へはみ出させる リフローで切頭球になる はんだ UBM パッド UBM は Ti か TiW、続けて Cu。合計は 1 µm 未満の桁で、役割は RDL のシード層と同じ B. 溶けるはんだの量が位置を直し、材料の置き換えが熱と電気を同時に良くする C4:溶けて中心へ戻る 表面張力 はんだの体積が多く、 表面張力で中心へ動く C2:その場で固定 はんだキャップ Cu 柱 溶ける量が小さく、柱は 実装機が止めた位置のまま 熱伝導率 W/(m·K) 熱で 7 倍 Cu 400 はんだ 55〜60 抵抗率 µΩ·m 電気で 1 桁近く はんだ 0.12〜0.14 Cu 0.0172 銀は 1.62 µΩ·cm と銅の 1.72 µΩ·cm より低いが、ウィスカが伸びるので配線は銅 導体の選択には、抵抗率のほかにウィスカも乗る
100 µm 級のバンプでも、型を作って要るところにだけ盛り、最後に下地を溶かして落とす手順は RDL の上の段と同じです。だからマスクを設計より大きく描く操作もそのまま出てきて、レジスト開口はパッド開口より広く取ります。C2 で置き換えが素直なのは、Cu が熱で 7 倍、電気で 1 桁近く良いからです。
C2 の位置は、実装機が止めたところで決まる

C4のはんだボールは、リフローで溶けたときに表面張力で自分をパッドの中心へ引き込みます(セルフアライメント)。多少ずれて載せても、溶ければ揃う。

C2はCuの柱の先に小さなはんだキャップが載っているだけなので、溶けるはんだの体積が小さく、表面張力の力が柱の慣性に負けます。だから実装機が止めた位置がそのまま最終位置になります。実装機の精度が、そのままつなぎ目の歩留まりになる構造です。

これがハイブリッドボンディングになると、溶けるものがゼロなので、要求はさらに厳しくなります。

断層の下側——ダマシンで作るサブミクロンの RDL——には、さらに先があります。はんだも銅の柱も挟まず、銅どうしを直接くっつける方向です。そこでは が退く代わりに、平坦度という別の量が下限を作ります。この記事で追った「細くすると必ず何かの比が破綻する」筋書きは、接合の側でもそっくり繰り返されます。

出典

  1. 1 Monajemi ほか, Design and Process Optimization of Through Silicon Via Interposer for 3D-IC Integration (2012) doi:10.4071/isom-2012-tp16
  2. 2 Zhao ほか, Thermal Performance of 2.5D Packaging with the Through Glass Via (TGV) Interposer (2023) doi:10.1109/ICEPT59018.2023.10492334
  3. 3 Lau, Redistribution Layers (RDLs) for 2.5D/3D IC Integration (2014) doi:10.4071/imaps.406
  4. 4 Mori ほか, Sub-Micron RDL Patterning for Advanced Packaging (2019) doi:10.1109/ECTC.2019.00023
  5. 5 Lee ほか, The Formation of Ultra Fine Cu Metal Line with Sub 5 Micron Using Photolithography and Semi Additive Process (2013) doi:10.1149/05201.0337ecst
  6. 6 Kawashima ほか, Advanced Chemical Processes for Semi-additive PWB fabrication for Fine Line Formation (2015) doi:10.4071/isom-2015-tha22
  7. 7 Oi ほか, Development of new 2.5D package with novel integrated organic interposer substrate with ultra-fine wiring (2014) doi:10.1109/ECTC.2014.6897310
  8. 8 Lau, Recent Advances and Trends in Fan-Out Wafer/Panel-Level Packaging (2019) doi:10.1115/1.4043341
  9. 9 Eitan ほか, Thermo-Compression Bonding for fine-pitch copper-pillar flip-chip interconnect (2015) doi:10.1109/ECTC.2015.7159631