ENIG(無電解Ni・置換Au)とは
ENIG(無電解Ni・置換Au)(Electroless Nickel Immersion Gold)とは、銅の接続面へ無電解ニッケルを形成し、その上へ置換金を付ける表面仕上げです。ニッケルの下地と薄い金の表面を組み合わせ、後の接合へ渡します。
金で表面を保護できます。一方、置換反応ではニッケルも反応するため、金を付けることだけでなく下地の状態を管理します。
ENIG(無電解Ni・置換Au)の仕組み
Section titled “ENIG(無電解Ni・置換Au)の仕組み”無電解ニッケルで銅の上へ層を作り、置換反応で金を形成します。金は表面の酸化を抑え、ニッケルは銅と接合材料の間で下地の役割を担います。1
無電解めっきで形成するニッケルと置換金を順に組み合わせます。はんだで接合すると金とニッケルの界面は反応するため、仕上げ前の積層だけでは接合を評価できません。
前後の工程と、処理する順番
Section titled “前後の工程と、処理する順番”銅表面を洗浄して前処理し、無電解ニッケル、洗浄、置換金、洗浄と乾燥を行います。その後にはんだ付けなどの接合工程へ渡します。1
めっき液、下地の清浄さ、洗浄の持込みを確認します。接合後は界面と反応層、破断する位置も調べます。
処理後に確認すること
Section titled “処理後に確認すること”ニッケルと金の膜厚、被覆、下地の腐食、密着、接合性を管理します。
外観が金色でも下地は健全とは限りません。断面や接合試験を使い、銅・ニッケル・金の各界面と接合後の反応を確認します。
トレードオフ
Section titled “トレードオフ”金を厚くするだけでは接合信頼性は改善しません。下地の状態と置換反応、接合材料との適合を合わせて仕上げを選びます。
よくある質問(FAQ)
Section titled “よくある質問(FAQ)”ENIG(無電解Ni・置換Au)は何をする工程ですか?
銅の接続面へ無電解ニッケルを形成し、その上へ置換金を付ける表面仕上げです。ニッケルの下地と薄い金の表面を組み合わせ、後の接合へ渡します。
どの段階で行いますか?
銅表面を洗浄して前処理し、無電解ニッケル、洗浄、置換金、洗浄と乾燥を行います。その後にはんだ付けなどの接合工程へ渡します。
何を管理しますか?
ニッケルと金の膜厚、被覆、下地の腐食、密着、接合性を管理します。
比較・違いを学ぶ
Section titled “比較・違いを学ぶ”1件を表示
- 1ENIG(無電解Ni・置換Au)の公式資料atotech.com ・ 2026年10月12日閲覧 ab