DAF(ダイアタッチフィルム)とは
DAF(ダイアタッチフィルム)(Die Attach Film)とは、チップを基板や別のチップへ接着するためのフィルム状材料です。ウェーハの裏面へ貼り、チップと一緒に分割・取り出して、所定の接着層を作ります。
液状接着剤の供給量をチップごとに調整する負担を減らせます。一方、分割時には保持し、取り出すときにはテープから離れるという二つの条件を両立させます。
DAF(ダイアタッチフィルム)の仕組み
Section titled “DAF(ダイアタッチフィルム)の仕組み”DAFをウェーハ裏面へ付け、チップと一緒に個片化します。DAF付きのチップをピックアップして基板や下段チップへ接着します。1
ダイボンディングで作る接着層の材料です。ウェハ薄化後の薄いチップでは、ダイシングテープとDAFを組み合わせた取扱いが割れや欠けを減らすために使われます。
前後の工程と、処理する順番
Section titled “前後の工程と、処理する順番”薄化したウェーハへDAFとダイシングテープを貼り、シリコンとDAFを分割します。DAF付きチップを取り出し、位置を合わせて接着し、材料に必要な硬化を行います。2
ダイシング・ダイボンディング一体型フィルムは、保持用テープと接着用フィルムを組み合わせています。チップに残すDAFと、剥がす保持テープを区別します。
処理後に確認すること
Section titled “処理後に確認すること”フィルムの厚さ、貼付けの気泡、分割残り、ピックアップ性、接着層のボイド、硬化と熱応力を管理します。
DAFが厚すぎると積層高さへ影響し、薄すぎると段差を埋めにくくなります。貼付けから硬化までの履歴を、接着強度と界面の状態に対応させます。
トレードオフ
Section titled “トレードオフ”保持力を上げると加工中のチップ飛びを抑えられますが、取り出し時の負担が増えます。テープとの剥離、チップとの接着、硬化後の応力を別々に管理します。
よくある質問(FAQ)
Section titled “よくある質問(FAQ)”DAF(ダイアタッチフィルム)は何をする工程ですか?
チップを基板や別のチップへ接着するためのフィルム状材料です。ウェーハの裏面へ貼り、チップと一緒に分割・取り出して、所定の接着層を作ります。
どの段階で行いますか?
薄化したウェーハへDAFとダイシングテープを貼り、シリコンとDAFを分割します。DAF付きチップを取り出し、位置を合わせて接着し、材料に必要な硬化を行います。
何を管理しますか?
フィルムの厚さ、貼付けの気泡、分割残り、ピックアップ性、接着層のボイド、硬化と熱応力を管理します。
比較・違いを学ぶ
Section titled “比較・違いを学ぶ”2件を表示
- 1レゾナック 半導体用フィルム技術resonac.com ・ 2026年10月12日閲覧 ↩
- 2DISCO DBGとDAFのレーザーカットdisco.co.jp ・ 2026年10月12日閲覧 ↩