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ウェットエッチング|前工程 › エッチング

ウェットエッチングは、薬液に浸したり吹き付けたりして対象の膜や基板を溶かし、レジストの開口部分などから取り除く加工方法である。多くの膜では反応が全方向に進むため横にも削れるが、薬液を選べば削りたい膜と下の層とで溶ける速さに大きな差(選択比)を取れ、下地をほとんど残したまま除去できる。単結晶シリコンを結晶方位で削り分ける方式や、窒化膜だけを溶かす熱リン酸エッチなどがある。

工程の分類›前工程›エッチング› ウェットエッチング

エッチングの下にある工程で、同じ分類にはほかに6工程がある。

  • 結晶異方性Siウェットエッチ:結晶異方性Siウェットエッチは、KOHやTMAHなどのアルカリ薬液で単結晶シリコンを処理し、結晶の向きごとに異なる速さで削ることで、削れにくい結晶面を加工形状の側面として残す加工である。
  • 熱リン酸SiNエッチ:熱リン酸SiNエッチは、加熱したリン酸系の薬液でシリコン窒化膜を溶かし、窒化膜だけを選んで取り去るウェット工程である。
  • シード層フラッシュエッチング:シード層フラッシュエッチングは、パターンめっきとレジスト剥離の後に配線と配線の間に残る薄い導電層(シード層)を、短時間のエッチングで除く工程である。
  • UBMエッチング:UBMエッチングは、めっきでバンプを形成しレジストを剥離した後、バンプの間に露出した薄い下地金属(UBM)を除いて端子同士を電気的に切り離す工程である。
  • ウェットエッチング装置

ドライエッチング、アッシング・レジスト剥離、ALE(原子層エッチング)、チャネルリリース、MEMS犠牲層リリース、メサ形成・メサエッチ